【関西各駅探訪第798回】近鉄御所線忍海駅

忍海

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近鉄御所線忍海駅は、奈良県葛城市にある。御所線で二つある中間駅のうちの一つで、行き違いできない単面式ホームの駅である。電車は昼間は毎時4本が運転されているが、等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上りは7時台に準急3本、普通2本が運転されている。準急は大阪阿部野橋まで直通し、普通は線内運転となる。平日夕方ラッシュ時下りは昼間時と同じく毎時4本普通が運転されている。一部は古市からの直通電車が走る。
忍海駅は1930年12月9日に南和電気鉄道の駅として開業した。1944年4月1日に、南和電気鉄道が関西急行鉄道に合併され、同社の御所線の駅となった。1984年9月17日に現在地に移転した。

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駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は21m級車両4両分ある。

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改札は1ヵ所で、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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出口も1ヵ所で駅東側に出られる。駅前にはロータリーがあり、奈良交通や葛城市コミュニティバスのバス路線が乗り入れている。

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駅前には駐輪場も設置されており、2次交通に対してもフォローされている。

忍海 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 823 556 267 67.5%
2006年度 898 626 272 69.7%
対06年度比 91.6% 88.8% 98.1%  

忍海駅の2016年度1日あたりの乗車人員は823人で、うち定期利用者は556人となっている。定期比率は67.5%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で8.4%減、定期利用者は11.2%減、定期外利用者は1.9%減となっている。

  

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