【関西各駅探訪第471回】大阪高速鉄道南茨木駅

南茨木

【開業当初終点だった当駅も阪急京都線の乗換駅として発展】

大阪高速鉄道南茨木駅は大阪府茨木市にある。阪急京都線との連絡駅で、大阪モノレール開業時の終点だった駅である。阪急南茨木駅には準急や快速も停車し、大阪空港方面、門真市方面とも乗り換え客は多い。1990年6月1日に千里中央から当駅間が開業した。1997年8月22日に門真市まで延伸されて中間駅となった。

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駅構内は大阪モノレール標準のホーム1面2線の構造で、ホームドアの設置はないが、扉部以外は柵が設けられて線路に転落しないようにしている。

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ホームは地上3階部にあり、改札がある地上2階部へは上下エスカレータとエレベータが設置されており、バリアフリーに対応している。

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エレベータは改札寄りに設置されており、エスカレータは大阪空港方に設置されているため、改札からは少し離れている。

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改札は1ヵ所で、有人改札になっており、ICカード対応の自動改札機、自動券売機が設置されている。

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駅改札ではレンタサイクルも行っており、改札で手続きを行い自転車を借りることができる。

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改札内にはモノラウンジ、モノドリンクモノレール文庫、モノレール美術館がある。

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改札内コンコースにある大阪モノレール美術館。

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コンコース内にあるモノレール文庫では無料で本を読むことができる。

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駅構内には有料のインターネット接続サービスなどもある。

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出口は1ヶ所だが、連絡橋で阪急南茨木駅と繋がっている。阪急の駅も橋上駅舎となっており、同じレベルに改札があるため、乗り換えはそれほど不便ではない。

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駅前には小さなロータリーがあるが、バスの発着はない。バスは阪急南茨木駅の東口から京阪バスが発着している。

 

南茨木駅の2016年度1日あたりの乗車人員は15,347人で、うち定期利用者は6,342人となっている。定期比率は41.3%で、50%を割る数値になっている。10年前の2006年度と比較すると全体で32.7%増、定期利用者は27.8%増、定期外利用者は36.4%増となっており、全般的に利用が増加している。

  

鉄道コム

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