阪急神戸本線三宮駅では平日朝ラッシュ時に8両編成を10両編成に増結する作業が行われている。対象は10両運転を行う上り特急、通勤特急で、10本中8本が三宮駅で増結作業を行う。また、下り特急3本が三宮駅で増結車2両の解放を行っている。増結車はいずれも梅田方に2両が連結される。先に増結車が入線するのは阪神尼崎などと同じだが、阪急の場合、基本8両編成が所定位置に停車後、増結編成が動いて連結する方式をとっている。解放作業も同様に増結車が後ろに動いて解放されてから基本編成が出発する形をとっている。これは神戸本線に限らず阪急各線とも同様の手法となっている。
かつて特急が須磨浦公園まで乗り入れていた時には三宮駅で増結解放が夕方ラッシュ時などにも行われていたが、神戸本線電車が全て8両以上に統一されてからは平日朝ラッシュ時のみとなっている。土休日には増解結作業は行われない。
神戸三宮
