関西各駅探訪第80-2回~阪急神戸線・今津線西宮北口駅~

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西宮北口駅の2014年度の1日あたりの乗車人員は、53,422人で、うち定期利用者は26,318人となっている。10年前の2004年度は、39,679人で、うち定期利用が20,112人だった。駅周辺の再開発が進んで、阪急西宮ガーデンズなどが開業したこともあり、2008年度以降増加傾向にある。対2004年度では、約34%も利用者が増加しており、昨今減少傾向にある定期利用者も30%ほど増えている。阪神淡路大震災以降利用者が減少していたが、ここへ来ての盛り返しは目を見張るものがある。

西宮北口

西宮北口

阪急神戸本線のデータイムダイヤは、特急、普通が10分毎の運転で、特急は梅田~新開地間の運転、普通は梅田~神戸三宮間の運転となっている。西宮北口では特急と普通が緩急接続を行う。梅田から西宮北口までの所要時間は、特急が12分、普通が18分となっている。梅田から西宮北口までは上下とも普通が先着するので毎時12本の電車が利用できる。神戸三宮へは特急が14分、普通が21分かかる。神戸三宮へも普通は先着するので、大阪方面、神戸方面ともに特急も普通も利用できるダイヤになっている。平日朝ラッシュ時には、7時台に19本、8時台に18本が運転されている。2016年3月19日ダイヤ改正までは、通勤急行が西宮北口で2連増結して10連になる作業を行っていたが、10連運転を取りやめたため、西宮北口での増解結作業はなくなった。7時台には、特急3本、通勤特急5本、通勤急行3本、普通8本が運転されている。8時台には特急が3本、通勤特急が5本、通勤急行が2本、普通が8本運転されている。今津線からの直通の準急も運転されているが、短絡線を通るため西宮北口には停車しない。通勤特急は梅田まで16分かかる。特急も15~16分かかっており、ラッシュ時は普通の本数が増えるため優等列車のスピードが落ちる。平日夕方ラッシュ時のダイヤは、10分サイクルに特急、通勤急行、普通が各1本の運転となっている。梅田発17時台から21時台まで同じダイヤが組まれている。通勤急行は梅田~神戸三宮間の運転で、塚口からは各駅に停車する。下り普通は全て西宮北口止まりとなっている。特急の梅田~西宮北口間の所要時間は、14分でデータイムより2分遅い。115km/h運転を行わないのと先行する通勤急行の後追いとなることが要因と思われる。夜間は、22時以降、快速急行と普通の2本立ての運転となる。最終電車は、下り急行が梅田発0時00分の神戸三宮行きで、西宮北口発0時17分で、この電車が神戸方面最終電車となる。梅田からの最終は梅田発0時25分で、西宮北口止まりとなる。上り最終は、梅田行きが西宮北口発0時08分の普通で、西宮北口で新開地からの最終快速急行西宮北口行きと連絡している。優等列車の最終は、この快速急行西宮北口行きで、神戸三宮発は0時00分となっている。神戸三宮からの最終電車は、神戸三宮発0時20分の西宮北口行きとなる。

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阪急今津線は、データイム10分毎の運転となっている。今津~西宮北口間の今津南線、西宮北口~宝塚間の今津北線ともに10分毎の運転で、普通のみが線内折り返し運転を行っている。平日朝ラッシュ時には、今津北線は梅田直通の準急が運転されている。西宮北口は短絡線を通るため、通過扱いとなっている。このほかに普通は全て西宮北口行きとなっており、7時台、8時台ともに各11本が運転されている。今津南線も朝ラッシュ時は増発されており、7時台、8時台ともに各9本の運転となっている。平日夕方ラッシュ時は、今津北線は線内運転のみで、18時台に10本、19時台に9本の運転で、概ね6分毎の運転となる。今津南線は、7~8分毎の運転で、17時台から19時台まで毎時8本の運転となっている。最終電車は今津北線が、西宮北口発0時20分で、梅田発0時00分の急行と3分連絡となっている。宝塚からの最終電車は、宝塚発0時26分で西宮北口には0時40分に着く。今津北線の最終は、西宮北口発0時08分の今津行きで、梅田発23時45分の急行と連絡している。今津からの最終は今津発0時01分の西宮北口行きとなる。

  

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