【但馬の国ではなく大和にある但馬は三宅町の中心駅 】
近鉄田原本線但馬駅は奈良県磯城郡三宅町にある。三宅町役場などにも近く三宅町の中心駅とも言えるが、駅の規模は小さく、街の中心に駅があるとは言い難い。但馬駅は1932年5月5日に大和鉄道の駅として開業した。1948年6月15日には標準軌に改軌されて電化された。1961年10月1日に信貴生駒電鉄を経て、1964年10月1日に近畿日本鉄道の駅となった。
ホーム1面1線で、ホーム有効長は21m級車両3両分ある。
改札は1ヶ所で、無人化されており、ICカードリーダーと自動券売機が設置されている。
出口も1ヶ所で、線路北側へは踏切を渡る必要がある。
駅周辺は住宅地と田畑が入り混じっている。周辺に店舗などはなく、駅近くで買い物はできない。
但馬駅の2015年度1日あたりの乗車人員は447人で、うち定期利用者は347人となっている。定期比率は77.7%で、8割近い人が定期利用となっている。10年前の2005年度と比較すると全体で2.0%増、定期利用者は4.8%増と増加しているが、定期外利用者は7.0%減となっている。