【徳島への海の玄関口】
南海和歌山港線和歌山港駅は和歌山県和歌山市にある。徳島へ向かう南海フェリーとの連絡駅で、難波から特急サザンや急行も直通している。和歌山港線の終点だが、以前はここから先水軒まで路線が延びていた。電車はフェリーに合わせて運転されており、運転間隔はランダムで2時間ほど空く時間帯もある。特急サザンが3往復、急行が3往復乗り入れており、その他は和歌山市からの線内電車となっている。和歌山港駅は南海フェリーの連絡駅として1956年に築港町駅付近に初代和歌山港駅が開業した。1971年3月6日に和歌山港線水軒への路線延伸とともに現在位置に開業した。2002年5月26日に当駅から水軒までの間が廃止され、当駅が終着駅となった。2005年11月27日には和歌山港線中間駅の3駅が廃止され、和歌山港線唯一の駅となった。
駅構内は盛り土高架にホーム1面2線となっており、ホーム有効長は21m級車両8両分ある。
ホームから改札がある地上へは階段のみのアクセスでエレベータは設置されていない。
改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は1ヵ所で駅西側に出られる。
出口とは別に南海フェリー乗り場への連絡通路もあり、大半の人がここからフェリーに乗り換えている。
南海フェリー連絡口にはフェリーの時刻表もあり、改札から直接フェリー乗り場に行ける。