【関西各駅探訪第523回】JR姫新線三日月駅

三日月

【ホームから三方里山公園の三日月を望む】

JR姫新線三日月駅は兵庫県佐用郡佐用町にある。普通のみが停車する駅で、かつては三日月町の中心駅だったが、佐用町への合併で町はなくなった。三日月駅は1934年3月24日に姫津線播磨新宮からの延伸で開業した。同年11月28日には姫津線から姫津東線に線名が変更された。1936年4月8日には姫路〜津山間が全通し、再び姫津線となった。同年10月10日には姫津線が姫新線となった。1986年11月1日ダイヤ改正で駅は無人化された。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両4両分ほどあるか、通常は2両以下での運転となっている。ホームから津山方を望むと三方里山公園にある三日月を見ることができる。

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上下ホーム間には構内踏切があり、スロープ化されており、バリアフリーにも対応している。

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改札は無人化されており、ノーラッチとなっている。姫新線播磨新宮以南はICカード利用ができるようになったが、播磨新宮以北ではICカードの利用はできない。駅には自動券売機がないため、車内で乗車証明書を取って、下車時に精算を行う。

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出口は1ヶ所で、北側にのみ出られる。駅舎にも三日月のマークがある。駅前には駐輪場があり、ロータリーも整備されている。

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駅舎内は三日月交流センターとして待合室やトイレが整備されている。

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駅前はロータリーが整備されており、バスやタクシーが発着している。

三日月駅の2016年度1日あたりの乗車人員は112人で、うち定期利用者は96人となっている。定期比率は85.7%で定期利用者が多い。10年前の2006年度と比較すると全体で13.2%減、定期利用者が12.7%減、定期外利用者が15.8%減となっている。

  

鉄道コム

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