関西各駅探訪第128回~近鉄京都線東寺駅~

【京都の象徴の一つあの五重塔への最寄駅はここ】

東寺

東寺

近鉄京都線東寺駅は、京都市南区にある。京都駅の隣の駅で、急行停車駅となっている。五重塔で有名な東寺への最寄駅で、駅から西へ徒歩10分ほどの距離にある。東へ1kmほどの距離には地下鉄烏丸線の九条駅がある。東寺駅は1928年(昭和3年)11月15日に奈良電気鉄道京都〜桃山御陵前間開通とともに開業した。1939年(昭和14年)3月に高架化され、大和西大寺方に0.11km移設された。1963年(昭和38年)10月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。2007年(平成19年)4月1日にICカードPiTaPaの使用を開始した。

東寺

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東寺駅は2面2線の高架駅で、1939年に高架化された古い高架駅である。ホームは地上2階、改札は1階にあり、ホームから改札へはエレベータのほかに上りエスカレータが設置されている。

東寺

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改札は1ヶ所のみで高架下にある。ICカード対応の自動改札が設置され、駅員がいる有人駅となっている。駅の目の前を国道1号線が走っている。

東寺

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東寺駅の出口は高架下の1ヶ所のみで、歩道で東側、西側に出られる。南側に出るには国道1号線を渡る必要がある。

東寺

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東寺駅の西側には九条近鉄前というバス停がある。京都市バス、京阪バスが乗り入れている。

東寺

東寺

駅から西へ徒歩10分の距離に東寺がある。新幹線から見える五重塔は、京都の象徴の一つでもある。

東寺

東寺

東寺駅から京都駅側を望むと東海道新幹線の姿が見える。近鉄京都線は、京都駅手前で新幹線の下をくぐる。

東寺駅の2014年度の1日あたりの乗車人員は、3,200人で、うち定期利用は1,395人となっている。定期利用は43.6%と少なく、定期外利用が多い駅である。多かれ少なかれ東寺を訪れる人が当駅を利用しているものと思われる。10年前の2004年度には、3,473人の利用があったので、10%弱減少している。定期利用者の落ち込みは4%弱だったのに対し、定期外利用者は10%以上減少している。

  

鉄道コム

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