関西各駅探訪第160回~大阪市交御堂筋線淀屋橋駅(市役所前)~

【大阪市役所への最寄駅で御堂筋線の中枢でもある駅】

淀屋橋

淀屋橋

大阪市交御堂筋線淀屋橋駅は、大阪市中央区にある。大阪市役所の最寄駅で、大阪市の中心部と言える立地である。京阪本線の終点淀屋橋駅と連絡しており、改札こそ別になっているが、地下通路でつながっており、乗り換えは便利である。京阪中之島線の大江橋にも近いが、地下道では連絡しておらず、一旦地上へ出て乗り換える必要がある。

淀屋橋駅は1933年(昭和8年)5月20日に大阪市営地下鉄1号線(御堂筋線)梅田〜心斎橋間開通と同時に開業した。1963年(昭和38年)4月16日に京阪本線淀屋橋〜天満橋間開通と同時に京阪の淀屋橋駅が開業し連絡駅となった。2006年(平成18年)2月1日からPITAPAなどICカードの利用が可能になった。2018年(平成30年)4月1日に大阪市交通局の民営化により、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の駅となった。

淀屋橋

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御堂筋線淀屋橋駅は、ホーム1面2線で、2017年4月現在、ホームドアは設置されていない。大阪市交は、御堂筋線全駅へのホームドア設置を計画しており、淀屋橋駅にも設置されることになっている。かつてはドーム型の天井に、シャンデリア風の照明があり、モダンな地下駅だったが、現在はリニューアル工事が行われ、イメージが変わりつつある。

淀屋橋

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改札は4ヶ所あり、北改札は、京阪本線淀屋橋駅と連絡しており、大阪市役所や中之島方面へ行くにも同改札を利用することになる。

淀屋橋

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中改札は、中北改札と中南改札の2ヶ所がある。日本生命本社ビルなど周辺のビジネス街へ便利な改札である。

淀屋橋

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南改札は、高麗橋方面への出口になっており、周辺のビジネス街などへの出入口になっている。

淀屋橋

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大阪市交御堂筋線淀屋橋駅の2015年度の乗車人員は、111,784人で、うち定期利用者は34,138人となっている。データが取れている2002年度との比較では、乗車人員は0.8%の微減で、定期利用者はICカード利用などへの切替で半減している。逆に定期外利用者は50%増しとなっている。

  

鉄道コム

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