【関西各駅探訪第307回~JR嵯峨野線保津峡駅~】

【保津峡と嵯峨観光鉄道を眼下に見る風光明媚な駅】

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JR嵯峨野線保津峡駅は京都府亀岡市にある。保津川の峡谷の中にあり、トンネルとトンネルに挟まれた狭隘なところに駅がある。1929年8月17日に開業した歴史ある駅だが、当初は保津川沿いの旧線上にあり、現在の駅は1989年3月5日の複線化時に切り替えられた新しい駅である。保津川に架かる橋の上に駅があり、保津川の左岸に駅舎がある。

保津峡

保津峡

対向式ホーム2面2線で、橋の上にホームがあり、改札は上り線側にある。

保津峡

保津峡

駅舎はあるが、無人駅でICカードリーダーと簡易式の自動券売機が設置されている。

保津峡

下り線側には出口はなく、改札までは線路の下をくぐる連絡通路がある。駅前には小さなロータリーがあり、水尾自治会バスが運行されている。

保津峡

駅の下には保津川が流れており、保津川下りの船やトロッコ保津峡駅などが見える。秋には紅葉も楽しむことができる。

保津峡

ホームは保津川の上の橋梁の上にある。ホーム有効長は8両分ある。

保津峡駅2015年度1日あたりの乗車人員は405人で、うち定期利用者は129人となっている。定期比率は31.8%で、JR西日本近畿圏の駅としては定期比率はかなり低い。10年前の2005年度と比べると全体で68.2%も増加しており、定期利用者も27%、定期外利用者は98%も増加している。

  

鉄道コム

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