関西各駅探訪第143回~JR大和路線大和小泉駅~

【時のシンフォニーが出迎えてくれる奈良県南東部の工業都市】

大和小泉

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JR大和路線大和小泉駅は、奈良県大和郡山市にある。金魚の町大和郡山市内にあるが、隣の郡山や近鉄郡山周辺は金魚の産地になっているが、当駅周辺は新興の住宅地となっている。大和路快速以下全ての電車が停車する。

大和小泉

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駅構内は2面2線で、橋上駅舎となっている。ホーム有効長は大和路線の最大編成両数に合わせて8両編成まで停車可能である。大和小泉駅は 1920年(大正9年)8月25日に国鉄関西本線の駅として、郡山〜法隆寺間に新設開業した。1961年(昭和36年)2月1日に貨物の営業が廃止され、旅客駅となった。1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となった。1988年(昭和63年)3月13日に路線愛称の制定により、大和路線の愛称を使用開始した。2001年(平成13年)3月3日に橋上駅舎が完成した。2003年(平成15年)11月1日からICカードICOCAの利用が可能となった。2018年(平成30年)3月17日に駅ナンバリングが導入された。2020年(令和2年)2月29日にみどりの窓口が営業が終了し、翌3月1日からみどりの券売機プラスの稼働を開始した。

大和小泉

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改札は1ヶ所のみで、ICカード対応の自動改札が設置されている。有人改札で、みどりの窓口も設置されている。

大和小泉

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出口は2ヶ所あり、西口にも東口にもロータリーがある。西口のロータリーは小規模だが、バスの発着もある。

大和小泉

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東口のロータリーはバスの発着もある。時のシンフォニーのモニュメントもあり、規模も大きい。

大和小泉駅の2014年度の乗車人員は、7,898人で、10年前の2004年度よりも10%弱減少している。定期客は5,783人で、2004年度より9.5%減少しており、定期利用者の落ち込みが激しい。定期外利用も減少しているが、定期比率は70%を超えており、利用者の大半が定期利用者となっている。大和小泉駅では他社との競合もないため、少子高齢化社会やモータリゼーションなどの影響による利用者減と思われる。利用者は減少しているが、奈良県内の大和路線の駅では、王寺、奈良に次いで3番目に乗車人員が多く、郡山よりも利用者は多い。

  

鉄道コム

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