【関西各駅探訪第792回】京阪本線清水五条駅

清水五条

【誰もが知ってる京都の名刹清水寺へは駅から徒歩20分】

京阪本線清水五条駅は京都市東山区にある。急行停車駅だが、相対的に急行の運転は減っており、準急と普通が停車列車の主力となっている。清水寺への最寄駅だが、徒歩20分以上かかる。昼間時は準急のみの運転で毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時下り淀屋橋方面へは6時台に急行1本、通勤準急4本、普通3本が運転、7時台は通勤準急2本、準急1本、普通3本が運転。平日夕方ラッシュ時上りは、18時台に準急2本、普通5本、19時台に準急5本、普通が運転されている。

清水五条

清水五条駅は、1910年4月15日に京阪本線の京都側終点の五條駅として開業した。1915年10月27日に京阪本線は三条まで開通し、当駅は途中駅となった。1916年4月1日に急行停車駅となった。1943年10月1日に会社合併により、京阪神急行電鉄の駅となった。1944年2月急行停車駅から外れた。1945年9月15日に営業を休止、翌1946年5月3日に営業を再開した。1949年12月1日に会社分離により、京阪電気鉄道の駅となった。1963年4月15日に五條から新字体の五条に変更された。1987年5月24日に地下駅化された。1989年9月27日ダイヤ改正で、急行停車駅に復活した。2008年10月19日ダイヤ改正で、駅名が五条駅から清水五条駅に変更された。

清水五条

駅構内は地下ホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。急行停車駅のため8両編成停車に対応している。

清水五条

ホームから改札があるコンコースへはエレベータ、エスカレータが設置されバリアフリーに対応している。

清水五条

改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

出口は5ヶ所ある。1号出口から4号出口までは五条通と川端通の交差点を囲むように設置されている。

清水五条

1号出口は五条大橋の袂にあり、五条通の南側にある。

清水五条

2号出口は1号出口の対面にあり、川端通の東側にある。

清水五条

3号出口は1号出口の北側にあり、川端通の西側にある。

清水五条

4号出口は3号出口の東側にあり、川端通の東側にある。4号出口にはエレベータも設置されている。

清水五条

4号出口にはエスカレータも設置されている。

清水五条

5号出口は五条通とは離れた北側にあり、川端通の東側にある。

清水五条 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 4,150 945 3,205 22.8%
2006年度 3,729 1,523 2,205 40.9%
対06年度比 111.3% 62.1% 145.3%  

清水五条駅の2016年度1日あたりの乗車人員は4,150人で、うち定期利用者は945人となっている。定期比率は22.8%で、定期利用者は3割を切るほど少ない。10年前の2006年度と比較すると全体で11.3%増、定期利用者は37.9%減、定期外利用者は45.3%増となっており、定期利用者が減って、定期外利用者が増えるという傾向にある。

  

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