【関西各駅探訪第1070回】能勢電鉄妙見口駅

妙見口

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【大阪ハイキングの聖地妙見山へ】

能勢電鉄妙見線妙見口駅は大阪府豊能郡豊能町にある。能勢電鉄妙見線の終点で、妙見山への玄関口となっている。妙見山へはバスか徒歩で、妙見の森ケーブルやリフトに乗り換えとなる。電車はデータイムに川西能勢口行き普通が毎時3本20分毎の運転、山下行きのシャトル電車が毎時3本20分毎の運転で、山下で日生中央発の川西能勢口行きと連絡し、川西能勢口まで毎時6本の運転を確保している。平日朝ラッシュ時上り7時台には川西能勢口行き4本、山下行き2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には川西能勢口発の普通が6本運転されている。妙見線ではかつては朝ラッシュ時に妙見急行があったが、現在は普通のみの運転となっている。

妙見口

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妙見口駅は1923年11月3日に能勢電気軌道の妙見駅として開業した。1956年9月15日に駅舎が改築された。1965年4月1日に駅名が能勢妙見に改称された。同年7月1日に妙見口に改称された。1966年12 月25日にホームが延伸され3両編成対応となった。1978年10月1日に社名変更により能勢電鉄の駅となった。

妙見口

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駅構内はホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両4両分ある。

妙見口

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1号線は両側をホームで挟まれている。

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2号線側には保線基地がある。

妙見口

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行き止まり式になっており、ホーム先端に改札がある。

妙見口

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改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

妙見口

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駅舎内にはのせでん駅のギャラリーと呼ばれる待合室がある。

妙見口

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出口は1ヶ所で、駅東側に出られる。

妙見口

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駅前は小さな広場になっており、妙見ケーブルに連絡するバスが発着している。

妙見口

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駅前には観光地らしく土産物を扱う茶店などがあるが、行楽客が立ち去ると閑散としており、大阪府内とは思えない山里の風景となっている。

妙見口 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 504 211 293 41.9%
2007年度 1,086 475 611 43.7%
対07年度比 46.4% 44.4% 48.0%  

妙見口駅の2017年度1日あたりの乗車人員は504人で、うち定期利用者は211人となっている。定期比率は41.9%で、定期利用者は半分以下となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で53.6%減、定期利用者は55.6%減、定期外利用者は52.0%減となっており、いずれも大幅に減少している。

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