【空港急行も停車する岸和田競輪場への最寄駅】
南海本線春木駅は大阪府岸和田市にある。急行は通過するが、空港急行、区間急行は停車する駅で、岸和田競輪場への最寄駅にもなっている。空港急行が当駅に停まるのは、空港急行の前身の白線急行からの名残である。
昼間時は空港急行、普通がそれぞれ毎時4本運転されている。平日朝ラッシュ時上りは、7時台に空港急行3本、区間急行が1本、準急が2本、普通が7本運転されている。準急は1本が当駅始発となっている。平日夕方ラッシュ時下りは19時台に空港急行4本、普通6本が運転されている。春木駅は1914年10月18日に大津(現在の泉大津)〜岸和田間に新設された。
駅構内はホーム2面3線で、上り線側に副本線がある。
上り副本線は和歌山市側が行き止まり式になっている。当駅発着の電車用のホームになっている。
ホーム有効長は下り1番線と上り2番線は21m車両8両分あり、3番線は21m級車両6両分となっている。
改札は2ヶ所あり、上下ホーム個別に設置されている。
有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
上りホーム側の駅舎はリニューアルされて綺麗な建屋になった。
かつては臨時改札が下りホーム側にあったが、現在はなくなっている。
出口も2ヶ所で、上下改札それぞれの出口が南側にある。
駅北側には岸和田競輪場とラ・パーク岸和田のショッピングセンターがある。
春木 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 7,614 | 4,832 | 2,782 | 63.5% |
2006年度 | 8,438 | 4,833 | 3,605 | 57.3% |
対06年度比 | 90.2% | 100.0% | 77.2% |
春木駅の2016年度1日あたりの乗車人員は7,614人で、うち定期利用者は4,832人となっている。定期比率は63.5%で、定期利用者が6割を超えており、昨今の傾向からすると定期比率は高い方と言える。南海本線の中では貝塚に次ぐ乗車人員で、特急停車駅の尾崎よりも乗車人員は多い。10年前の2006年度と比較すると全体で9.8%減、定期利用者はほぼ横ばい、定期外利用者は22.8%減となっている。