【関西各駅探訪第759回】山陽電鉄本線白浜の宮駅

白浜の宮

【けんか祭りで有名な】

山陽電鉄本線白浜の宮駅は兵庫県姫路市にある。灘のけんか祭りで有名な松原八幡神社への最寄駅で、けんか祭りが行われる時には直通特急も臨時停車する。パナソニック液晶ディスプレイの工場が海側にあり、朝夕の通勤時間帯には直通特急が停車するようになった。昼間時は普通が毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上りは7時台に直通特急5本、普通4本が運転されている。直通特急は8時台にも4本が停車し、下りも7時台、8時台の直通特急が停車する。平日夕方ラッシュ時下りは18時台、19時台に直通特急と普通がそれぞれ毎時5本運転されている。直通特急は17時台から20時台まで停車し、上り直通特急も停車する。

白浜の宮

白浜の宮駅は1923年8月19日に神戸姫路電気鉄道の駅として開業した。1933年6月6日に山陽電気鉄道の駅となった。1949年4月15日に急行停車駅となった。2009年3月20日ダイヤ改正で朝夕ラッシュ時に直通特急が停車するようになった。

白浜の宮

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分となっている。

白浜の宮

ホームから改札階へはエレベーターが設置されている。

白浜の宮

駅舎は橋上にあり、無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されており、乗り越し精算機も設置されている。

白浜の宮

出口は2ヶ所で、南北に出ることができる。南口に小さなロータリーがあるが、駅前にバスの乗り入れはない。

白浜の宮

北口は住宅地になっており、駅周辺は信用金庫があるくらいである。

白浜の宮 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 3,040 1,931 1,109 63.5%
2006年度 2,247 1,335 912 59.4%
対06年度比 135.3% 144.7% 121.5%  

白浜の宮駅の2016年度1日あたりの乗車人員は3,040人で、うち定期利用者は1,931人となっている。定期比率は63.5%で、定期利用者が6割強を占めている。乗車人員は山陽電鉄本線の中で10番目の数字となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で35.3%増、定期利用者は44.7%増、定期外利用者は21.5%増となっている。

  

鉄道コム

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