【関西各駅探訪第718回】山陽電鉄本線亀山駅

亀山

【かつてのライバル国鉄飾磨港線跡が近くにある】

山陽電鉄本線亀山駅は兵庫県姫路市にある。山陽姫路の二つ手前の駅で普通のみが停車する。西側にはかつての国鉄飾磨港線跡の遊歩道があり、かつての鉄道施設などがモニュメントとして残されている。昼間時は普通が毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上りは6・7・8時台にそれぞれ毎時5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時も18時台、19時台にそれぞれ毎時5本が運転されている。亀山駅は1923年8月19日に神戸姫路電気鉄道の亀山御坊駅として開業した。1944年4月1日に電鉄亀山に改称された。1991年4月7日に亀山に改称された。

亀山

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両4両分となっている。

亀山

上下ホーム間には地下道がある。改札は上りホーム側にある。

亀山

改札は1ヶ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。インターホンが設置されており、主要駅にいる係員と会話できる。

亀山

出口も1ヶ所で東側に出られる。駅前には駐輪場があるだけで、駅周辺は狭く、住宅と商業店舗が建ち並んでいる。

亀山

駅から徒歩5分ほどの距離に国鉄飾磨港線跡に整備された遊歩道があり、亀山駅跡がある。

亀山 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 1,142 653 489 57.2%
2006年度 1,079 566 513 52.5%
対06年度比 105.9% 115.3% 95.4%  

亀山駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,142人で、うち定期利用者は653人となっている。定期比率は57.2%で、定期利用者は6割を切っている。山陽電鉄本線の乗車人員数では下位の方に位置している。10年前の2006年度と比較すると全体で5.9%増、定期利用者は15.3%増、定期外利用者は4.6%減となっている。

  

鉄道コム

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