【関西各駅探訪第691回】京阪石山坂本線錦駅

【滋賀大教育学部付属学校への最寄駅】

京阪石山坂本線錦駅は滋賀県大津市にある。京阪膳所の一つ隣の駅で、琵琶湖の南側に広がる住宅地の中にある。滋賀大学付属の中学校、小学校などが近くにあり、通学生の利用もある。昼間時は10分毎の運転で、平日朝夕ラッシュ時は毎時8本7~8分毎の運転となっている。錦駅は1913年3月1日に大津電車軌道の駅として開業した。1927年1月21日に琵琶湖鉄道汽船の駅となり、1929年4月11日に京阪電気鉄道の駅となった。1944年8月15日に営業を停止し、戦後1959年9月1日に営業を再開した。

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は16m級車両2両分となっている。

上下ホーム間には構内踏切が設置されている。改札はびわこ浜大津方面行きホーム側に設置されている。

改札は1ヶ所で無人化されている。自動改札の設置はないが、ICカードリーダーが設置されており、ICカードの利用が可能となっている。自動券売機が設置されており、切符の購入は可能だ。

出口も1ヵ所で駅南側にのみ出られる。北側へは踏切を渡る必要がある。

乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 1,090 770 320 70.7%
2006年度 1,103 801 302 72.6%
対06年度比 98.8% 96.2% 105.9%  

錦駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,090人で、うち定期利用者は770人となっている。定期比率は70.7%で7割を超えている。10年前の2006年度と比較すると全体で1.2%減、定期利用者は3.8%減、定期外利用者は5.9%増となっており、定期利用者は減っているが、定期外利用者は微増している。

  

鉄道コム

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