【関西各駅探訪第663回】JR奈良線玉水駅

玉水

【国鉄電化9000㎞の碑がある快速停車駅】

JR奈良線玉水駅は京都府綴喜郡井手町にある。みやこ路快速停車駅で、奈良線全ての電車が停車する。昼間時はみやこ路快速と普通が毎時2本運転され、それぞれ30分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時は上り京都方面行きは、7時台に7本が運転され、うち快速が2本、区間快速が2本、普通が3本運転されている。平日夕方ラッシュ時は下り奈良方面へ快速と普通がそれぞれ毎時2本30分毎の運転となる。玉水駅は1896年1月25日に奈良鉄道の駅として開業した。1905年2月7日に関西鉄道の駅となり、1907年10月1日に国有化された。JR発足後の2003年3月15日ダイヤ改正でみやこ路快速以下全ての電車が停まるようになった。2018年12月15日から橋上駅舎の使用を開始した。

玉水

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

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2018年12月15日に橋上駅舎化された。当駅取材時は地上の仮駅舎にて営業していた。

玉水

改札は1ヶ所で有人改札となっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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地上時代は出口は1ヶ所だけだったが、橋上駅舎化で出口は2ヶ所になっている。

玉水駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,044人で、定期利用者は710人となっている。定期比率は68.1%で、定期利用者が7割近くを占めている。JR奈良線の各駅と比較すると快速が停まらない長池や桃山などよりも利用者は少なく、京都、木津を抜いたJR奈良線の乗車人員数では17駅中12番目となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で5.2%減、定期利用者は5.0%減、定期外利用者は5.7%減となっている。

  

鉄道コム

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