【関西各駅探訪第477回】JR山陰本線上夜久野駅

上夜久野

【賑わう道の駅とは対照的に閑散とした駅周辺】

JR山陰本線上夜久野(かみやくの)駅は、京都府福知山市にある。普通のみが停車するローカル駅で、近くに小さな集落があり、南側を走る国道8号線の近くに道の駅がある。上夜久野駅は1911年10月25日に国鉄播但線の支線の駅として開業した。1912年3月1日に山陰本線の駅となった。

上夜久野

ホーム1面2線の行き違い駅で、1線スルー化されている。

上夜久野

北側1番線が本線、南側2番線が副本線となっており、特急列車は1番線を通過する。

上夜久野

駅舎はなくなり、改札はなく、跨線橋を渡って出口があるだけである。出口付近には簡易自動券売機が設置されている。ICカードリーダーなどはなく、ICカードの利用はできない。

上夜久野

駅前は広く、バスの待合室もある。駅前にはコミュニティバスが乗り入れている。

上夜久野

駅の南側は丘陵地になっており、これを上がって行くと道の駅などがある。

上夜久野駅の2016年度1日あたりの乗車人員は71人で、うち定期利用者は55人となっている。定期比率は76.9%で、8割近くが定期利用となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で44.8%減、定期利用者は43%減、定期外利用者は50.1%減と軒並み減少しており、ほぼ半減に近い数字になっている。

  

鉄道コム

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