【阪急と堺筋線が直通する結節点には谷町線も乗り入れ】
大阪メトロ谷町線、堺筋線、阪急千里線天神橋筋六丁目(てんじんばしすじろくちょうめ)駅は、大阪市北区にある。3線が集まるターミナルで、大阪メトロ堺筋線と阪急千里線は直通運転を行なっている。かつては新京阪の天神橋駅があったが、地下鉄堺筋線直通のため、天神橋筋六丁目駅に統合されて、現在の形になった。天神橋筋六丁目駅の前身の天神橋駅は1925年10月17日に新京阪鉄道のターミナル駅として開業した。大阪メトロの前身である大阪市電は、それより10年前の1915年1月8日に市電北浜線の天神橋筋六丁目駅を開業させていた。さらにその1年前に阪神電気鉄道北大阪線の天神橋筋六丁目駅が開業しており、歴史的にはこれが一番古い天神橋筋六丁目駅となる。新京阪天神橋駅は、合併などを経て阪急千里線の駅となった。1969年12月6日に地下鉄堺筋線天神橋筋六丁目駅が開業した。これにより、阪急千里線天神橋駅も天神橋筋六丁目駅に統合されて、堺筋線との直通運転が開始された。1974年5月29日には地下鉄谷町線の東梅田〜都島間の延伸が開通し、当駅も開業した。
大阪メトロ堺筋線、阪急千里線ホームは共用しており、ホーム1面2線となっている。ホーム有効長は18m級車両8両分ある。
淡路方に引上げ線があり、当駅発着の堺筋線電車が使用している。天下茶屋方には渡り線がある。
谷町線ホームもホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分ある。
改札は3ヶ所ある。北改札がメインで、堺筋線、千里線と谷町線が共用している。改札の管理は大阪メトロが行う。
北改札は3〜11号出口と繋がっている。3号出口は天神橋筋商店街の入り口付近にある。
4号出口は都島通の北側にあり、阪急オアシス天六店の前にある。
5号出口は4号出口の東側にある。
6号出口は天神橋筋の北側にあり、駅からはかなり離れたところにある。
8号出口は天神橋筋商店街の西側にある。
9号出口は天神橋筋の東側にある。
10号出口は天神橋筋の西側にある。
11号出口は天神橋六丁目交差点の北西側にある。
東改札は谷町線ホームと繋がっており、地下連絡通路で、北改札とも繋がっている。
1号出口は一番東にあり、谷町線東改札に繋がっている。
2号出口は1号出口の北側にある。
南改札は堺筋線ホームに繋がっており、北改札と地下連絡通路で繋がっている。
自動券売機は大阪メトロ用と阪急用の2つが設置されている。
12号出口は天神橋筋の東側にある。
13号出口は天神橋筋の西側にある。
大阪メトロ天神橋筋六丁目駅の2016年度1日あたりの乗車人員は、18,939人で、うち定期利用者は4,280人となっている。定期比率はわずか22.6%で、大半が定期外利用者となっている。2002年度と比較すると全体で、129.1%増、定期利用者は13.3%増、定期外利用者は実に226.6%も増加している。
阪急千里線天神橋筋六丁目駅の2016年度乗車人員は8,366人で、うち定期利用者が3,268人となっている。定期比率は39.1%で4割を切っており、こちらも定期外利用者が多い。10年前の2006年度と比較すると、全体で7.1%減、定期利用者は8.5%減、定期外利用者は6.1%減と減少傾向にある。