【関西各駅探訪第280回~京阪本線淀屋橋駅~】

【大阪市の中枢にある京阪の終点はうなぎの寝床】

淀屋橋

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京阪本線淀屋橋駅は大阪市中央区にある。天満橋からの延伸で1963年4月16日に開業した。京阪本線の起点と思われがちだが、線路戸籍上は終点となっており、起点は三条である。当初から地下駅として開業しており、地下鉄御堂筋線と連絡している。

淀屋橋

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地下2階にホームがあり、地下1階がコンコースになっている。

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ホームは1面のみで、東西に長く延びている。1番線は京都寄りにあり、4番線は1番線と縦列する形で西側に位置している。

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2番線は1番線の対面にある切り欠きホームにある。3番線は4番線の対面に位置しており、狭いところに7両超の編成を停められる線路を4本配置している。

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1番線は朝夕ラッシュ時のピーク時間帯のみに使用されており、区間急行や普通が発着している。ホーム有効長の7両分となっている。2番線は朝夕ラッシュ時の区間急行や普通が発着する。こちらもホーム有効長は7両分となっている。1・2番線は昼間時の使用はなく、土休日は終日閉鎖されている。

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3番線、4番線は快速特急、特急、快速急行、急行、深夜急行、通勤準急、準急、区間急行が発着する。

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特急は主に4番線から発着しており、快速特急も土休日は4番線から発着する。

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改札は4ヵ所あり、このうち中央改札と西改札は入口と出口が分かれており、実質的に6ヶ所に分かれている。

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中央改札はまさに中央に位置しており、定期券売り場などに近いが、御堂筋線との乗り換えにはやや不便である。

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西改札は御堂筋線との乗り換えに便利な改札で、中央改札よりも利用者は多い。西改札は出口専用の西0号改札もあり、ここが御堂筋線に一番近い改札となっている。

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東1号改札は1・2番線からアクセスが可能な改札で、北浜側へはこちらの改札が便利である。

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淀屋橋駅地下1階のコンコースはそのまま地下鉄淀屋橋駅につながっている。

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淀屋橋駅地下1階コンコースの地下道は東にも延びており、そのまま北浜駅までつながっている。

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駅構内は非常に狭いため駅ナカはおろか売店すら設置されていない。地下1階コンコースは比較的広く取られているので、ジューサーバーやATMのサービスコーナーなどもある。

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御堂筋側の京阪淀屋橋駅出口。このあたりは地下鉄淀屋橋駅と出口は共同になっている。

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御堂筋と土佐堀通の交差点南側にある淀屋橋駅出口。

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土佐堀川にかかる淀屋橋を前にした1号出口。こちらは御堂筋線の出口となるが、ここも共用となる。正面には大阪市役所が見える。

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淀屋橋駅13号出口付近。土佐堀通の南側に位置している。地下に下りると西改札がある。

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水の都大阪らしく、水上バスの乗り場もある淀屋橋駅付近。

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土佐堀通北側に面している14-A出口付近。地下に下りると西改札がある。

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淀屋橋駅15番出口付近。こちらは土佐堀通南側にある。地下に下りると中央改札付近に出る。

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土佐堀通沿いには大阪市バスのバス停があり、バスにも連絡している。

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東改札付近にある17号出口。かなり東側にある。

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17号出口の隣にある18号出口。東改札に近く、駅圏内としてはここが東端と言っても過言ではなく、ここから先は淀屋橋と北浜の駅間にあたる。

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淀屋橋駅18号出口付近からは大阪市中央公会堂を北に望むことができる。

淀屋橋駅の2015年度1日あたりの乗車人員は、57,320人で、うち定期利用者は21,181人となっている。定期比率はわずか37.6%で、定期比率はかなり低くなっている。10年前の2005年度と比較すると全体で27.6%減少しており、定期利用者は35.8%も減少している。定期利用者の落ち込みがかなり激しく、定期外利用者は増えてはいないが、微減にとどまっている。

  

鉄道コム

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