【関西各駅探訪第451回】神戸新交通六甲ライナーアイランド北口駅

【六甲アイランドの入口は三角形のホームを持つ】

神戸新交通六甲ライナーアイランド北口駅は神戸市東灘区の六甲アイランド北側にある。六甲アイランドの玄関口となる駅で、小磯記念美術館前の副駅名が付いている。南魚崎側では中央に道路を挟んで六甲大橋を渡るため、上下線が離れており、ホームはY字の形になっている。1990年2月21日の六甲ライナー開業と同時に設置された。阪神本線と連絡する魚崎まで5分、JR神戸線と連絡する住吉までは8分の所要時間となっている。昼間時は毎時10本6分毎の運転、朝ラッシュ時は7時台19本、8時台20本(概ね3分毎)が運転されている。夕方ラッシュ時は17時台、18時台が毎時15本4分毎の運転となっている。

ホーム1面2線の高架駅で、全面ガラス張りのホームドアが設置されている。

前述した通り、上下線は南魚崎側ではかなり離れている。マリンパーク方の駅前から見ると線路がY字になっているのがよくわかる。

ホームから改札へはエスカレーター、エレベーターが設置されており、バリアフリーにも対応している。

改札は1ヶ所で、地上2階部にある。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

出口は1ヶ所で、改札階からは階段とエレベーターでのアクセスとなる。

駅舎内には自動販売機で飲料を購入することができるが、売店やコンビニはない。

駅の北側は海になっており、六甲アイランド北公園がある。駅の西側には副駅名にもなっている小磯記念美術館がある。

アイランド北口駅の2016年度1日あたりの乗車人員は4,224人で、うち定期利用者は2,631人となっている。定期比率は62.3%で、近年の傾向からすると高い方の数値となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で35.2%増、定期利用者は53.7%増、定期外利用者は12.9%増と全般的に増加している。とりわけ定期利用者の増加が大きくなっている。

  

鉄道コム

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