神戸新交通六甲ライナーガイド【六甲アイランドへの足として活躍する】

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1.概要

会社名 神戸新交通
路線名 六甲アイランド線
区間 住吉~マリンパーク
営業キロ 4.5km
駅数 6駅
平均駅間距離 0.9km
所要時分 10分
表定速度 27km/h
軌間 側方案内式
電気方式 60Hz交流600V
線路 複線
保安方式 ATO
最高速度 60km/h
最大編成両数 4両

神戸新交通六甲アイランド線は兵庫県神戸市東灘区の住吉と人口島六甲アイランドにあるマリンパークを結ぶ4.5kmの路線である。側方案内式の新交通システムで、交流60Hz600Vを電源としている。仕様的には先輩格のポートライナーと同様となっている。1990年に神戸市内第2の新交通システム路線として開業した。六甲アイランドへの足として定着しており、住吉ではJR神戸線、魚崎では阪神本線と連絡している。

駅番号 駅名 駅間キロ 営業キロ
R01 住吉 0km
R02 魚崎 1.2km 1.2km
R03 南魚崎 0.8km 2km
R04 アイランド北口 1.5km 3.5km
R05 アイランドセンター 0.4km 3.9km
R06 マリンパーク 0.6km 4.5km

2.歴史

神戸新交通六甲ライナーは1990年(平成2年)2月21日に住吉~マリンパーク間の全線が開業した。1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災により全線が不通になった。同年5月12日にアイランド北口~マリンパーク間が復旧し開通した。同年7月20日に魚崎~アイランド北口間が復旧し開通した。同年8月23日に住吉~魚崎間が復旧し全線開通した。

3.路線ガイド


 住吉は1面2線の高架駅で、2階の改札はJR住吉駅コンコースとつながっている。乗換えは非常に便利なので、阪神よりもJRに乗り換える人が多い。住吉を出ると少しJR神戸線と並行してからほぼ90度右にカーブして同線と分かれる。六甲ライナーは当然ながら全線高架線となっている。国道2号線を跨ぎ、名門で名高い灘中、灘高を左手に見て、住吉川沿いに南下していく。阪神本線との交点の手前に2面2線の魚崎がある。阪神魚崎とは連絡通路で結ばれているが、少し離れている。JR住吉ほど乗換えは便利でない点と当初阪神の優等が魚崎に停まらなかったのに対して、JRは早々に快速を住吉に停車させたため、六甲ライナーの利用者はJRに乗り換える人が多い。魚崎を出ると阪神本線を跨いで、続いて阪神高速神戸線の下をくぐる。さらに南下して住吉浜付近に1面2線の南魚崎がある。地上5階にホームがあり、改札は4階にある。3階には六甲ライナーの運行を管理する管制室がある。南魚崎を出ると住吉浜に渡り、さらに六甲大橋を渡って六甲アイランドに入る。六甲大橋では道路を真ん中に挟むため上下線が離れる。六甲アイランドに入り、上下線が合流する手前に2面2線のアイランド北口がある。V字型のホームになっており、マリンパーク方ではホームがつながっているが、魚崎方では分かれている。六甲アイランド内を真っ直ぐ南下していき、1面2線のアイランドセンターとなる。六甲アイランドの中心駅で乗降客も多い。次は終点のマリンパークで、1面2線の単純な構造となっているが、線路はそのまま先まで延びており、右にカーブして西向きにしばらく走って六甲島検車場まで線路が延びている。

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