~ピンクに染まるセレッソ大阪のホームステーション~
JR阪和線鶴ケ丘駅は大阪市阿倍野区にある。高架2面4線の待避駅だが、高架化される前は2面2線だった。高架化の際に待避駅だった長居と振り替えられ待避駅となった。普通のみが停車し、大半の普通は当駅で特急や快速の待避を行う。1938年5月22日に阪和電気鉄道の阪和鶴ヶ丘停留所として開業した。1940年12月1日に南海鶴ヶ丘停留所となり、1944年5月1日に国有化されて阪和線鶴ヶ丘駅となった。JR発足後、2004年10月16日に上り線が高架化され、2006年5月21日に下り線が高架化された。
駅構内は高架ホーム2面4線で、ホーム有効長は6両分だが、待避線は阪和線最大編成両数の9両分ある。8両編成の回送車が待避できるようになっている。
Jリーグセレッソ大阪が本拠地としているヤンマースタジアム長居への最寄駅となっており、駅構内はセレッソ大阪のチームカラーピンク色に染まっている。
改札がある地上階へはエスカレーター、エレベーターが設置され、バリアフリーに対応している。
改札は1ヶ所で、地上にある。有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
みどりの窓口はあるが、みどりの券売機は今のところ設置されていない。
出口は1ヶ所で、高架下から南側に出られる。東側に出るとヤンマースタジアム長居に行ける。
東側は高架化前に線路が通っていた空き地が広がっている。各駅と同様に広い駐輪場が設置されている。
西側に出ると府道28号あびこ筋に出る。あびこ筋の下には地下鉄御堂筋線が走っているが、近くに駅はない。
鶴ヶ丘駅の2016年度1日あたりの乗車人員は4,961人で、うち定期利用者は3,084人となっている。定期比率は62.2%で、昨今の傾向からすると定期比率は高い方である。10年前の2006年度と比較すると全体で4.6%増、定期利用者はほぼ横ばい。定期外利用者は13.1%増となっており、定期外利用者の増加が目立つ。