【地球儀を模したふれあい館は残念ながら駅舎ではない】
JR加古川線社町駅は兵庫県加東市にある。以前は加東郡社町の中心駅だったが、市町村合併で、加東市に併合されて、町の中心駅ではなくなった。1913年8月10日に播州鉄道の駅として開業した。当初は社口駅で開業し、後に播鉄社に改名され、国有化された1943年6月1日に社町駅となった。
ホーム2面2線の行き違い駅で、構内踏切がある。ホーム有効長は4両分となっている。
構内踏切はスロープ状になっており、簡易的にバリアフリーに対応している。
改札は1ヵ所で無人化されている。自動券売機とICカードリーダーが設置されている。
出口も1ヵ所で、駅前にはロータリーがあり、バスやタクシーが発着している。
駅舎の隣には地球儀を模した交流ふれあい館があり、異彩を放っている。
ホームは部分的に屋根が設けられ、ほぼ乗降位置に合わせて設置されている。
社町駅の駅名板。加古川線のラインカラーであるエメラルドグリーンを基調にしている。
社町駅の2015年度1日あたりの乗車人員は425人で、うち定期利用者は324人となっている。定期比率は76.2%で、ローカル線らしく定期比率が高い。10年前と比較すると全体で38%も伸びている。定期利用者は45.3%と伸びており、定期外利用者も18.8%伸びている。