【関西各駅探訪第247回~JR加古川線厄神駅~】

【加古川近郊折り返しの駅はかつて三木鉄道を分岐していた】

厄神

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JR加古川線厄神駅は兵庫県加古川市にある。かつては三木鉄道を分岐していたが、同線が廃止になり、加古川線単独の駅となった。加古川線の車両基地があり、当駅折り返しの電車も多数設定されている。

厄神

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厄神駅はホーム2面2線で、三木鉄道があった時代には2面3線の構造で、加古川線が発着する2番線と同一ホームからの発着となっていた。

厄神

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厄神駅は1999年3月13日に橋上駅舎化されており、駅員配置駅となっている。自動改札はなく、駅員が集札にあたるが、ICカード利用の場合は、ICカード読み取り機で入出場のチェックを受ける。

厄神

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出口は3ヶ所あり、メインの出口は西口となっている。西口周辺は道路も狭く、酒屋があるだけで殺風景だが、北側にロータリーや自転車置き場がある。

厄神

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ロータリーからは神姫バスが発着している。ロータリーの西側には駐車場もあり、パークアンドライドに対応している。

厄神

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東口は2ヶ所に分かれており、北側にロータリーがある。

厄神

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駅の北側には車両基地があり、厄神止まりの電車は一旦車庫に引き上げてから、加古川へ向けて折り返している。

厄神

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三木鉄道が発着していた頃の厄神駅。さらに遡って三木鉄道が国鉄三木線だった時代には厄神から加古川線に乗り入れて加古川まで直通する列車が多数運転されていた。

厄神駅の2015年度1日あたりの乗車人員は913人で、うち定期利用者が717人となっている。定期比率は78.5%で、ローカル線らしくかなり高い数値となっている。10年前の2005年と比べると全体で約25%ほど減少しており、定期外利用者は30%強も利用が減っている。三木鉄道がなくなり、乗り換え利用がなくなったことも少しは影響しているものと思われる。

  

鉄道コム

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