【関西各駅探訪第254回~JR奈良線城陽駅~】

【今や快速停車の拠点駅だが、実は新田や長池よりも後発の駅】

城陽

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JR奈良線城陽駅は京都府城陽市にある。城陽市の中心駅であるが、駅の設置は奈良線開業時ではなく、隣の新田や長池よりも後発となっている。1991年3月16日ダイヤ改正で交換設備が設けられ、同年5月に橋上駅舎化された。1992年10月22日ダイヤ改正では快速停車駅となった。1997年9月1日ダイヤ改正からは普通宇治行きを当駅まで延長して普通の折り返し駅となった。2001年3月3日ダイヤ改正では昼間時の当駅発着の普通は毎時1本から毎時2本に増発された。

城陽

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城陽駅はホーム2面2線で、奈良方に引き上げ線があり、折り返し電車はここで折り返している。

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駅舎は橋上駅舎で改札は1ヶ所のみである。ICカード対応の自動改札機が設置され、みどりの窓口もある有人駅となっている。

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みどりの窓口と自動券売機は設置されているが、みどりの券売機は2017年現在設置されていない。

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西口は隣に寺田小学校があり、駅周辺は狭く、車の乗り入れなどはできない。

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城陽駅西口はメインの出口となっており、駅前にはロータリーがあり、バスやタクシーが乗り入れている。観光案内所や駐輪場も西口にある。

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駅前にははにわのモニュメントがある。城陽市周辺では遺跡があり、埴輪などの出土も多い。駅前広場の噴水は前方後円墳の形をしている。

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駅周辺はこじんまりとしているが、周辺には高層住宅が建ち並んでおり、京都のベッドタウンとして発展している。

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城陽市にはJリーグ京都サンガFCの練習場サンガタウン城陽があり、サッカー熱も高い。


城陽駅の2015年度1日あたりの乗車人員は3,496人で、うち定期利用者は2,375人となっている。定期比率は67.9%で定期比率は昨今の状況から見ると高い方である。10年前の2005年度と比べると全体で9%の増加となっており、定期利用者は14.1%も伸びており、通勤通学利用の伸びが顕著である。定期外利用者は0.5%減少しており、定期外利用は微減傾向である。

  

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