【明石海峡を望む駅はJRと雌雄を決する決戦の場でもある】
山陽電鉄本線大蔵谷駅は兵庫県明石市にある。JR神戸線との併走区間に駅があり、JRに駅はないが、上りホーム隣をJRの電車線が走っており、快速や普通電車が爆走する光景をホームから見ることができる。普通しか停まらない駅で、
対向式ホーム2面2線で、駅舎は下り線側にあるため、上下線間は跨線橋で結ばれている。
駅の北側にはJR神戸線が走り、南側には国道2号線が走っており、駅周辺はかなり狭くなっている。
改札は地上に1ヶ所ある。ICカード対応の自動改札機が設置されており、自動券売機もある。無人化されており、インターホンにより遠隔でやり取りができる。
駅の南側を国道2号線が走り、さらに南を国道28号線が走っている。その南側に大蔵海岸が広がっている。なお、第二神明道路の大蔵谷ICとはかなり離れているので、注意が必要だ。
大蔵谷駅上りホームからは山陽電車の撮影もできるが、JR神戸線の撮影も可能だ。写真は下り列車線を行く75レ。
大蔵谷駅の2015年度1日あたりの乗車人員は、1,090人となっている。うち定期利用者は658人で、定期比率は60.3%となっている。10年前の2005年度と比べると全体で5%減少、定期利用者は横ばい、定期外利用者は11.7%減少しており、定期外利用者の落ち込みが激しい。