【かつては播磨の歴史の一端を担った御着】
JR神戸線御着駅は兵庫県姫路市にある。長らく姫路駅の1駅手前の駅だったが、東姫路駅開業で姫路駅の2駅前となった。新快速は通過するため、データイムは普通が毎時2本停まるだけとなっている。駅の南側には山陽新幹線が走っている。このため、駅舎は北側に設置されており、南側へのアクセスはあまりよくない。
ホーム2面3線で、駅舎は上り1番線側にある。2番線は中線で、上下方向から進入が可能になっている。貨物列車の待避などに使われるため、2番線の有効長はかなり長く取られている。
2・3番線ホームから駅舎へは陸橋があり、エレベータも設置されており、バリアフリーに対応している。
改札は1ヵ所で、ICカード対応の自動改札機が設置されている。有人改札で以前はみどりの窓口があったが、みどりの券売機設置により窓口は廃止された。
出口は1ヵ所で、駅前にはロータリーがある。神姫バスが乗り入れている。
駅西側には山陽新幹線の保線基地がある。
南側には山陽新幹線の高架があり、出口はない。
御着駅の2015年度1日あたりの乗車人員は、2,748人で、うち定期利用者は2,133人となっている。定期比率は77.6%で、最近の傾向から考えると定期比率はかなり高い。10年前の2005年度と比べると全体で3.1%の減少で、定期利用者は2.5%増加している。その反面定期外利用者は18.7%も減少しており、定期以外での利用者の落ち込みが激しく、利用者自体も少ない。
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