【関西各駅探訪第921回】近鉄名古屋線白塚駅

白塚

【名古屋線中部にある車庫を併設する駅】

近鉄名古屋線白塚駅は三重県津市にある。白塚車庫を併設しており、当駅始発終着の普通も設定されている。電車はデータイムに普通が毎時3本の運転で、平日朝ラッシュ時上り名古屋方面へは6時台に普通が7本、7時台に普通が4本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には普通が5本運転されている。白塚駅は1944年5月8日に関西急行鉄道名古屋線の駅として豊津上野〜高田本山間に開業した。同区間には当駅開業前に逆川駅があったが、当駅開業とともに廃止となった。同年6月1日会社合併により近畿日本鉄道の駅となり、9月には白塚車庫が開設された。

白塚

駅構内はホーム2面4線で、ホーム有効長は21m級車両4両分となっている。

白塚

ホームから構内踏切へはスロープが設けられバリアフリーに対応している。

白塚

上下ホーム間には構内踏切が設置されている。駅舎は下りホーム東側の伊勢中川方にある。

白塚

近鉄名古屋方には白塚車庫があり、名古屋線で運用される車両が休み姿が見られる。

白塚

改札は1ヶ所で有人改札になっており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。有人改札だが、特急券、定期券販売窓口はない。

白塚

出口も1ヶ所で、東側に出られる。駅前は広く、バスやタクシー、乗用車の乗り入れが可能である。

白塚

駅前からは三重交通の路線バスが発着している。

白塚

駐輪場の他に駐車場も整備されており、パークアンドライドに対応している。

白塚 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 896 564 331 63.0%
2007年度 950 632 319 66.5%
対07年度比 94.2% 89.3% 104.0%  

白塚駅の2017年度1日あたりの乗車人員は896人で、うち定期利用者は564人となっている。定期比率は63.0%で、定期利用者は7割を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で5.8%減、定期利用者は10.7%減、定期外利用者は4.0%増となっている。

  

鉄道コム

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