会社名 | 近畿日本鉄道 |
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形式 | 2000系 |
使用線区 | 近鉄名古屋線、山田線、鳥羽線、湯の山線、鈴鹿線 |
製造メーカー | 近畿車輌 |
制御方式 | 抵抗制御 1C8M |
主電動機 | 定格132kW |
ブレーキ | 電磁直通ブレーキ(抑速発電制動付) |
台車 | KD-85、KD-41J、KD-41K、KD-41L、KD-41A |
最高速度 | 110km/h |
加速度 | 2.5km/h/s |
減速度(通常) | 4km/h/s |
製造初年 | 1978年 |
電気方式 | 直流1500V |
軌間 | 1435mm |
保安装置 | ATS |
座席定員 | 58人(170人)先頭車 64人(190人)中間車 |
扉枚数・座席形状 | 4扉ロングシート |
車体 | 21m級鋼製 |
所属 | 富吉検車区 |
編成 | 3両 |
既存両数 | 36両(2019年8月現在) |
近鉄2000系は1978年から製造された抵抗制御車で、旧型車の代替として名古屋線に3両編成が12本投入された。冷房車で、車体は2800系と同様となったが、足回りは一部廃車発生品が使用された。モーターと一部の車両の台車は10100系ビスタカーから流用している。名古屋線と大阪線の共通仕様で設計されており、大阪線の山岳区間での走行に対応するため抑速制動も装備している。制御装置は1C8Mの抵抗制御を採用した。台車は2101F、2102Fには10100系のKD-41J、KD-41Lを流用した。2103F以降はKD-85を新製した。パンタグラフは中間M車に2基搭載しており、2001と2003はひし形を採用し、2005以降は下枠交差型を採用している。2103F・2104F・2105F・2106F・2108F・2109F・2110F・2111F・2112Fはワンマン対応に改造されており、湯の山線、鈴鹿線での運用に対応している。
- 2000系車内
- 2000系車内
- 2000系車内
- 2000系車内
2000系編成表 | 抵抗制御 | 3両編成 | 36両 | |
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←近鉄名古屋 | 伊勢中川→ | |||
電算記号 | 仕様 | ク2100Tc | モ2000Mp | モ2000Mc |
XT01 | 2101 | 2001 | 2002 | |
XT02 | 2102 | 2003 | 2004 | |
XT03 | ワンマン | 2103 | 2005 | 2006 |
XT04 | ワンマン | 2104 | 2007 | 2008 |
XT05 | ワンマン | 2105 | 2009 | 2010 |
XT06 | ワンマン | 2106 | 2011 | 2012 |
XT07 | つどい | 2107 | 2013 | 2014 |
XT08 | ワンマン | 2108 | 2015 | 2016 |
XT09 | ワンマン | 2109 | 2017 | 2018 |
XT10 | ワンマン | 2110 | 2019 | 2020 |
XT11 | ワンマン | 2111 | 2021 | 2022 |
XT12 | ワンマン | 2112 | 2023 | 2024 |
- 2101F
- 2102F
- 2103F
- 2104F
- 2105F
- 2106F
- 2107F
- 2108F
- 2109F
- 2110F
- 2111F
- 2112F
2013系は伊勢志摩地区の観光協会とタイアップした観光列車を運行するため2107F3両編成を改造した車両で、2013年から団体列車として伊勢市~賢島間で運転された。2016年3月まで運行された。
2107Fは伊勢市~賢島間での運行を終了した後、リニューアル改造され、2018年6月から湯の山線の観光列車として名古屋~湯の山温泉間で運行を開始した。10月からは車内に足湯も設置され、つどい足湯列車として運行されている。