【JR舞鶴線ガイド】
会社名 | 西日本旅客鉄道 |
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路線名 | 舞鶴線 |
区間 | 綾部~東舞鶴 |
営業キロ | 26.4km |
駅数 | 6駅 |
平均駅間距離 | 5.28km |
所要時分 | 24分 |
表定速度 | 66km/h |
軌間 | 1067mm |
電気方式 | 1500V直流 |
線路 | 単線 |
保安方式 | ATS-SW |
JR舞鶴線は京都府綾部市の綾部と同舞鶴市の東舞鶴を結ぶ26.4kmの路線である。全線単線で、開業以来長らく非電化だったが、JR発足後の1999年10月に1500V直流電化となった。京都から舞鶴へ抜ける唯一の鉄道のため、国鉄時代から優等列車が運転されており、古くは特急あさしお、急行丹後、現在は特急まいづる、タンゴディスカバリーなどがある。特急あさしおは綾部、西舞鶴、豊岡で3回方向転換を行うことで有名だった。綾部から山陰本線に入る列車もあり、ミステリーの題材に使われることも多かった。現在でも特急まいづるは綾部で1回方向転換を行っている。特急タンゴディスカバリーは最近まで西舞鶴からKTR(北近畿タンゴ鉄道)宮津線に直通する列車が設定されており、この列車は綾部と西舞鶴で2回方向転換を行っていたが、2008年3月15日のダイヤ改正で宮津方面直通の列車は宮福線経由に変更されたため、2回方向転換する列車はなくなっている。普通列車は115系2両編成が主力だったが、2008年夏以降は223系5500番台2両編成が進出してきており、舞鶴線ローカルも同車に置き換えられる可能性はある。
駅名 | 駅間距離 | 営業距離 | 所在地 |
---|---|---|---|
綾部 | – | 0km | 綾部市 |
淵垣 | 5.3km | 5.3km | 綾部市 |
梅迫 | 2.9km | 8.2km | 綾部市 |
真倉 | 7.3km | 15.5km | 舞鶴市 |
西舞鶴 | 4km | 19.5km | 舞鶴市 |
東舞鶴 | 6.9km | 26.4km | 舞鶴市 |
- 綾部
- 綾部
- 綾部
- 淵垣
- 梅迫
- 真倉
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 西舞鶴
- 東舞鶴
- 東舞鶴
綾部は2面3線でJR山陰本線と連絡している。舞鶴線電車は主に両面ホームの1・2番線から発着しており、一部列車のみが片面ホームの3番線から発着している。山陰本線とは特急のみならず普通列車も直通運転を行っており、福知山まで直通する列車は多い。
綾部を出るとJR山陰本線が右にカーブして分かれていき、舞鶴線は由良川を渡ってから左にカーブして綾部の市街地から離れていく。国道27号線と並行して北東方向を向いて走る。しばらく走って1面1線の淵垣となる。周辺に綾部市の工業団地があるが、乗降者数は少ない。丹波綾部道路の下をくぐって、左にカーブして北向きに走り2面2線の梅迫となる。綾部市内の駅だが、山間の小駅といった風情で、利用者数は少ない。舞鶴線は都市間路線のため列車密度が高いが、中間駅の利用者は非常に少ない。
舞鶴若狭道の下をくぐって北上を続け、舞鶴市に入る。2面2線の真倉も淵垣、梅迫同様利用者が少ない。しばらく走って山間部を抜けて舞鶴の市街地が広がり、左手から北近畿タンゴ鉄道宮津線が合流して、それとしばらく並行して走り、2面3線の西舞鶴となる。舞鶴線は2面3線で、東側に側線を持ち、特急列車の車内整備などが行われる。北近畿タンゴ鉄道宮津線のホームは舞鶴線3番線の西側にあり、ホームはつながっており、北近畿タンゴ鉄道の改札には連絡口が設けられている。宮津線ホームの向こうには同鉄道の車庫が広がっている。駅周辺には京都府北部の官庁が点在しており、舞鶴西港や工業団地もあり、京都方面へのビジネス利用が多い。
西舞鶴を出ると右にカーブして伊佐津川を渡って西舞鶴の市街地を抜ける。山間部に入り、トンネルを抜けて、街が広がり高架橋に上がってしばらく走り、東舞鶴の市街地を見下ろす形で1面2線の高架駅の東舞鶴に着く。