特急はまかぜは大阪と但馬地区を結ぶ特急列車である。大阪~香住、浜坂、鳥取間の運転で、香住、浜坂、鳥取へ各1往復が運転されている。キハ189系6両編成が使用されている。基本編成は3両編成だが、6両で運転されることが多い。キハ181系時代にはグリーン車の連結もあったが、キハ189系にグリーン車はなく、全て普通車となっている。下りは1号が大阪発9時38分浜坂行き、3号が同12時22分香住行き、5号が同18時04分鳥取行きで運転されている。上りは2号が鳥取発6時00分、4号が浜坂発13時30分、6号が香住発16時51分で運転されている。2013年3月16日ダイヤ改正でスピードアップが実施されたが、幾分か速くなっただけで表定速度はどの列車も70km/hに及ばず相変わらず遅い特急のままである。
特急はまかぜは1972年3月15日ダイヤ改正で新大阪・大阪~鳥取、倉吉間に2往復が播但線経由で新設されて運転を開始した。設定当初はキハ80系が使用され、播但線内はノンストップで運転されていた。播但線内ノンストップの時代はここからJR発足後までしばらく続く。1975年3月10日ダイヤ改正で、倉吉行きを米子まで延長した。なお、同改正では食堂車の連結を取り止めている。1976年10月1日ダイヤ改正では米子行きを再び倉吉行きに変更。1982年7月1日からはキハ181系を使用。伯備線電化に伴う特急やくもの381系置き換えに伴い余剰となったキハ181系を使用した。1986年11月1日国鉄最後のダイヤ改正では福知山線電化に伴い、特急まつかぜが廃止となり、その代替として大阪~米子間にはまかぜを1往復増発した。これにより特急はまかぜは3往復体制となり、JR発足を迎えることになった。1993年3月18日ダイヤ改正では全てのはまかぜが大阪発着となり、新大阪発着のはまかぜはなくなった。1994年12月3日ダイヤ改正。智頭急行が開業し、大阪~鳥取間の輸送のメインがスーパーはくと、はくとに移り、はまかぜは1往復減少し、大阪~浜坂、鳥取間に2往復の運転となった。1996年3月16日ダイヤ改正。急行但馬1往復をはまかぜに格上げして大阪~城崎間に1往復を増発した。この列車は多客期に香住まで延長運転した。また、この時から播但線内の福崎、寺前に停車するようになり、大阪~浜坂間ではB特急料金が適用されるようになった。1998年3月14日ダイヤ改正では生野を停車駅に加えた。1999年3月13日ダイヤ改正。城崎行きはまかぜを香住まで定期運転に変更した。2000年3月11日ダイヤ改正ではそれまで通過していた神戸に停車するようになった。2010年11月6日をもってキハ181系の運用が終了。翌7日から全てのはまかぜがキハ189系で運転されるようになった。2013年3月13日ダイヤ改正では山陰線、播但線の高速化事業が完成し、各列車3分前後のスピードアップが行われた。