【関西各駅探訪第982回】JR桜井線柳本駅

柳本

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【黒塚古墳をはじめ数多くの古墳が点在する】

JR桜井線柳本駅は奈良県天理市にある。駅周辺には黒塚古墳をはじめ多くの古墳が点在しており、万葉まほろば線の愛称名に相応しい沿線風景が展開される。電車はデータイム毎時2本の運転、平日朝ラッシュ時高田方面行きは7時台と8時台に快速が各1本、普通が各1本運転されている。平日夕方ラッシュ時奈良方面18時台には普通が2本運転されている。柳本駅は1898年5月11日に奈良鉄道京終~桜井間開通とともに開業した。1905年2月7日に関西鉄道の駅となり、1907年10月1日に国有化された。1909年10月12日に線名制定により桜井線の駅となった。JR発足後の2005年3月1日からICカードの利用が可能になった。2019年4月1日にICカード専用の西口改札が設置された。

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

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上下ホーム間は陸橋で結ばれている。

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改札は2ヶ所で上下ホームに1ヶ所ずつある。従来からの改札は下り桜井、高田方面行きホーム側にある。無人化されておりICカードリーダーが設置されている。

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改札には簡易式の自動券売機も設置されている。

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駅舎内にはカフェなどの多目的施設が併設されている。

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東口には駅前に車を止められるスペースがある。駅前にバス路線の乗り入れはない。

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東口には駐輪場も整備されている。

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西口は2019年に設置されたICカード専用の出口でICカードリーダーが設置されている。スロープが整備されておりバリアフリーに対応している。

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西口には駐輪場があるが、車の乗り入れはできない。

柳本 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 631 403 228 63.9%
2006年度 770 520 250 67.5%
対06年度比 81.9% 77.5% 91.2%

柳本駅の2016年度1日あたりの乗車人員は631人で、うち定期利用者は403人となっている。定期比率は63.9%で、定期利用者は6割強を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で18.1%減、定期利用者は22.5%減、定期外利用者は8.8%減となっている。

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