【宮福線の車両がネグラとする福知山運転所を隣接する】
京都丹後鉄道宮福線荒河かしの木台駅は京都府福知山市にある。宮福線の車庫である福知山運転所が隣接しており、福知山方には同所への引上げ線がある。西側をJR山陰本線が並行して走っているが、連絡する駅はない。列車はほぼ毎時1本の運転で、快速と普通が停車する。車庫を隣接しているが、当駅を始発終着とする列車の設定はない。
荒河かしの木台駅は1988年7月16日に宮福鉄道の駅として開業した。1989年8月1日に北近畿タンゴ鉄道宮福線の駅となった。1996年3月16日に宮福線直流電化が完成し、電車特急の乗り入れが開始された。特急と普通の一部はJRの電車が乗り入れてくるが、宮福線普通列車は気動車列車で運行されている。2015年4月1日にWILLER TRAINSに移管され、京都丹後鉄道宮福線の駅となった。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両4両分ある。
東側にある2番線が車庫に繋がっており、入出庫の車両は2番線に入線する。
駅南側に福知山運転所があり、宮福線の気動車が休む姿が見られる。西側にはJR山陰本線が走っており、線路別複線の様相となっている。
出口は1ヶ所で、改札はなく無人化されている。自動券売機などの設置もない。
駅東側にのみ出られる。小さなロータリーと駐輪場があるが、バスなどの乗り入れはない。
駅西側にはかしの木台の住宅地が広がっている。
荒河かしの木台 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 27 | 19 | 8 | 70.0% |
2007年度 | 19 | 11 | 8 | 57.1% |
対07年度比 | 142.9% | 175.0% | 100.0% |
荒河かしの木台駅の2017年度1日あたりの乗車人員は27人で、うち定期利用者は19人となっている。定期比率は70.0%で、定期利用者が7割を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で42.9%増、定期利用者は75.0%増、定期外利用者は横ばいとなっている。