【一寸法師の伝説が残る細江川を起源とする】
阪堺電気軌道阪堺線細井川駅は大阪市住吉区にある。住吉鳥居前の次の駅で、正月三が日などは住吉大社への参拝客で賑わう中、当駅は閑静な状態で対照的な状況になる。電車はデータイムに毎時12本の運転で、2本は恵美須町行き、10本が天王寺駅前となっている。平日朝ラッシュ時上り7時台には22本が運転され、恵美須町行きが4本、天王寺駅前行きが18本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には16本が運転されている。
細井川駅は1911年12月1日に開業した。1915年6月21日に南海鉄道の駅となった。1944年6月1日には近畿日本鉄道の駅となり、1947年6月1日に南海電気鉄道の駅となった。1953年に一旦廃止され、1955年3月20日に再開業した。1980年12月1日に路線譲渡により阪堺電気軌道の駅となった。
駅構内はホーム2面2線で、細井川の南岸にあり、駅を出ると細井川を渡る。
車内精算を行うため自動改札機や自動券売機の設置はない。車内搭載のICカードリーダーがあるのでICカードの利用は可能である。