【ポートライナー循環線内にある車庫を併設する駅】
神戸新交通ポートライナー中埠頭駅は神戸市中央区にある。ジーベックホール前の副駅名が付けられている。ポートライナーの車庫である中埠頭車両基地が南側にある。ポートライナーの初期路線の循環線の折り返し部と言える位置にあり、ここから三宮へ向かい北向きに走る。電車はデータイム10分毎、平日朝ラッシュ時7時台に15本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台と19時台は各8本が運転されている。中埠頭駅は1981年2月5日に神戸新交通ポートライナー開通とともに開業した。
駅構内はホーム1面2線で、循環線内は三宮方面への片側通行のみのため、車庫に繋がる副本線が設けられている。
ホーム有効長は8m級車両6両分で、全面封鎖型のホームドアが設置されている。
駅の南側へは中埠頭車両基地への線路が分岐しており、入出庫の電車は2番線を使用する。
ホームは地上3階部にあり、改札がある2階コンコースへはエレベーター、エスカレーターが設置されている。
改札は1ヶ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。インターホンが設置され、係員とやり取りできるようになっている。
出口は2ヶ所で東西に出られる。東側は神戸港の倉庫街になっており、大型のトレーラーなどが行き交い殺風景な景色が広がっている。
西口はポートアイランドの住宅地などが広がっている。
西口には地上までエレベータも設置されている。
中埠頭 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 1,532 | 773 | 759 | 50.4% |
2007年度 | 1,775 | 770 | 1,005 | 43.4% |
対07年度比 | 86.3% | 100.4% | 75.5% |
中埠頭駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,532人で、うち定期利用者は773人となっている。定期比率は50.4%で、定期利用者が半数を占める形になっている。10年前の2007年度と比較すると全体で13.7%減、定期利用者は0.4%増、定期外利用者は24.5%減となっており、定期利用者は微増しているが、定期外利用者が減少している。