【古代の宮城勾金橋宮に由来する歴史ある地名】
JR桜井線金橋駅は奈良県橿原市にある。高田から1つ目の駅で、普通のみが停車する小さな駅である。橿原市の西端に位置しており、少し離れた北側を近鉄大阪線、南側を近鉄南大阪線が走っている。周辺に競合駅はないが、このあたりは鉄道同士の競合よりも車社会の方が脅威で、駅周辺よりも国道24号線や国道165号線沿いの方が街が開けている。電車はデータイム毎時1本の運転で、朝夕ラッシュ時間帯には毎時2本程度の運転となる。金橋駅は1913年4月21日に桜井線畝傍~高田間に新設開業した。1970年10月1日に無人化され、JR発足後の2005年3月1日からICカードが利用可能となった。
駅構内はホーム1面1線で、盛り土高架に駅がある。ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
ホームには待合室があるほか、ICカードリーダーや簡易式の自動券売機が設置されており、改札は設置されていない。
ホームから地上へは緩やかな階段になっており、バリアフリーに対応いない。
駅前には駐輪場がある以外は、住宅地が広がっているだけで、商店街などはない。駅東側に国道24号線が走っており、ロードサイドには飲食店や量販店などがある。
金橋 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 528 | 211 | 317 | 40.0% |
2006年度 | 330 | 184 | 146 | 55.8% |
対06年度比 | 160.0% | 114.7% | 217.1% |
金橋駅の2016年度1日あたりの乗車人員は528人で、うち定期利用者は211人となっている。定期比率は40.0%で、定期利用者が5割を切っている。10年前の2006年度と比較すると全体で60.0%増、定期利用者は14.7%増、定期利用者は117.1%増となっており、定期外利用者の増加が著しい。