【関西各駅探訪第832回】JR加古川線市場駅

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【神鉄市場駅とはかなり離れている】

JR加古川線市場駅は兵庫県小野市にある。神鉄粟生線にも市場駅があるが、かなり離れており連絡はしてない。JR加古川線と神鉄粟生線は粟生で連絡しているが、それ以外の駅は加古川を挟んで対岸にあるため、どこも距離がある。当駅は加古川左岸にあり、比較的川に近いところにある。加古川線は普通のみの運転で、1駅加古川寄りの厄神までは、毎時2本が運転されているが、それ以外は毎時1本の運転が基本となっている。平日朝ラッシュ時7時台上り加古川方面へは4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは、18時台、19時台に毎時2本が運転されている。市場駅は1913年8月10日に播州鉄道の駅として開業した。1923年12月21日播丹鉄道の駅となり、1943年6月1日に国有化されて、国鉄加古川線の駅となった。1973年10月1日に無人化された。2004年12月19日の加古川線電化開業により、ホーム2面2線の行き違い駅となり、駅舎も改築された。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両4両分ある。快速の運転がないため、活用されていないが、構内は1線スルー化されている。

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上下ホーム間は陸橋で結ばれている。

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改札は無人化されており、ICカードリーダーと簡易式自動券売機が設置されている。ホームから改札へはスロープが設けられ、バリアフリーに対応している。

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出口は上下ホームに各1ヶ所ずつある。駅舎にはコミュニティホール「ぶらりきびた」を併設している。

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東口にはロータリーがあり、コミュニティバスらんらんバスが乗り入れている。

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東口は加古川に近く、スポーツ施設が隣接している。

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西口にもコミュニティホールがある。

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西口は駅周辺は民家が建ち並んでおり、バスなどの乗り入れはない。駅には駐輪場が隣接している。

市場 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 214 149 65 69.6%
2006年度 159 151 8 95.0%
対06年度比 134.6% 98.7% 812.5%  

市場駅の2016年度1日あたりの乗車人員は214人で、うち定期利用者は149人となっている。定期比率は69.6%で、7割近くが定期利用者になっている。10年前の2006年度と比較すると全体で34.6%増、定期利用者は1.3%減、定期外利用者は712.5%増となっている。

  

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