【関西各駅探訪第810回】大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線心斎橋駅

心斎橋

【ミナミのおしゃれ発信基地】

大阪メトロ御堂筋線、長堀鶴見緑地線心斎橋駅は大阪市中央区にある。ミナミの中心である難波から1駅北にあり、古くから大丸などの店舗があり、御堂筋沿いには高級ブティックが建ち並んでおり、大阪ミナミのオシャレの発信基地とも言うべき街である。梅田、淀屋橋、本町、難波と並び大阪御堂筋の中心の一角をなす駅で、乗降人員も多い。暫く御堂筋線単独の駅だったが、長堀鶴見緑地線が開業して連絡駅となった。

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御堂筋線は昼間時4分毎の運転。平日朝ラッシュ時北行きは7時台に24本、8時台に25本が運転されている。平日夕方ラッシュ時南行きは18時台に24本、19時台に22本が運転されている。長堀鶴見緑地線は昼間時9本の運転で、概ね7分毎で運転されている。平日朝ラッシュ時門真南方面へは8時台に18本が運転されている。平日夕方ラッシュ時門真南方面へは18時台に17本が運転されている。心斎橋駅は御堂筋線が1933年5月20日に梅田と当駅間で大阪市初の地下鉄として開業した。1935年10月30日に当駅から難波まで延伸され中間駅となった。1996年12月11日に長堀鶴見緑地線が京橋から当駅まで延伸され、御堂筋線心斎橋、四つ橋線四ツ橋と連絡することになった。これにより、御堂筋線心斎橋駅と四つ橋線四ツ橋駅も連絡駅となった。1997年8月29日には長堀鶴見緑地線の当駅から大正までが開業し中間駅となった。2010年9月24日に長堀鶴見緑地線ホームに可動式ホーム柵が設置された。2015年3月1日には御堂筋線ホームに可動式ホーム柵が設置された。

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御堂筋線心斎橋駅の駅構内は地下ホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両10両分ある。

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長堀鶴見緑地線ホームも地下ホーム1面2線で、ホーム有効長は16m級車両4両分ある。ホームはさらに長くとってあり、8両分ぐらいの長さがある。

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森ノ宮方には引上げ線がある長堀鶴見緑地線心斎橋駅。京セラドーム大阪で野球やイベントがあるときにはここで臨時列車が折り返すことがある。

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改札は3ヶ所あり、北改札、南北改札、南南改札がある。北改札が御堂筋線、長堀鶴見緑地線共用となっている。北改札は有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

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北改札はクリスタ長堀の地下街に繋がっている。

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1号出口は長堀通との交点の北側にあり、ルイヴィトン大阪心斎橋店などが近くにある。

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3号出口は長堀通の北側にあり、心斎橋東急ビルに繋がっている。

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南北改札と南南改札は南側にある。御堂筋線専用の感が強い改札で、長堀鶴見緑地線からは御堂筋線ホームを介してのアクセスとなる。南北改札は大丸心斎橋店の前にある。有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機がある。

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南南改札も有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

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南北改札、南南改札からは4A出口、4B出口、5号出口、6号出口、7号出口、8号出口にアクセスできる。4A出口はエレベータが併設されている。

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4B出口は大丸心斎橋店の前に出ることができる。

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7号出口は御堂筋西側の東洋ビルに出ることができる。

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8号出口は御堂筋西側の日航ビルに出ることができる。

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四つ橋線四ツ橋駅へは長堀鶴見緑地線ホームの西端にある階段からアクセスでき、途中ムービングウォークを介しての乗り換えとなる。

心斎橋 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 85,191 20,586 64,605 24.2%
2002年度 76,694 34,499 42,195 45.0%
対02年度比 111.1% 59.7% 153.1%  

心斎橋駅の2016年度1日あたりの乗車人員は85,191人で、うち定期利用者は20,586人となっている。定期比率は24.2%で、定期利用者は3割を大きく下回っている。2002年度と比較すると全体で11.1%増、定期利用者は40.3%減、定期外利用者は53.1%増となっており、定期利用者は大きく減っているが、定期外利用者がそれ以上に増加している。

  

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