【関西各駅探訪第783回】神鉄有馬線唐櫃台駅

唐櫃台

【有馬の陰に隠れるが天然温泉からとの湯がある】

神鉄有馬線唐櫃台駅は神戸市北区にある。駅近くにはからとの湯や唐櫃台の住宅地が広がっている。電車は朝夕に運転される急行が停車し、鈴蘭台以遠各駅に停まる準急と普通が停車する。昼間時は普通または準急が毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上りは、7時台に急行が2本、準急が3本、普通が4本運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは19時台に急行2本、準急1本、普通5本が運転されている。唐櫃台駅は1966年7月1日に六甲登山口(現神鉄六甲)~有馬口間に新設された。

唐櫃台

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両5両分ある。

唐櫃台

改札は上りホーム側にあり、下りホームとは構内踏切で連絡している。

唐櫃台

改札は1ヵ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

唐櫃台

神鉄では無人駅でも企画乗車券が購入できるよう、企画乗車券の自動販売機が設置されている。

唐櫃台

駅前にはロータリーがあり、店舗などが建ち並んでいるが、バス路線の乗り入れはない。

唐櫃台

駅の東側には唐櫃台の住宅地が丘陵地に広がっている。西側には川が流れており、その向こうに有馬街道が走っている。

唐櫃台 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 1,582 1,158 423 73.2%
2006年度 1,879 1,268 611 67.5%
対06年度比 84.2% 91.3% 69.3%  

唐櫃台駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,582人で、うち定期利用者は1,158人となっている。定期比率は73.2%で、定期利用者が7割以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で15.8%減、定期利用者は8.7%減、定期外利用者は30.7%減となっている。

  

鉄道コム

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