【有馬の陰に隠れるが天然温泉からとの湯がある】
神鉄有馬線唐櫃台駅は神戸市北区にある。駅近くにはからとの湯や唐櫃台の住宅地が広がっている。電車は朝夕に運転される急行が停車し、鈴蘭台以遠各駅に停まる準急と普通が停車する。昼間時は普通または準急が毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上りは、7時台に急行が2本、準急が3本、普通が4本運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは19時台に急行2本、準急1本、普通5本が運転されている。唐櫃台駅は1966年7月1日に六甲登山口(現神鉄六甲)~有馬口間に新設された。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両5両分ある。
改札は上りホーム側にあり、下りホームとは構内踏切で連絡している。
改札は1ヵ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
神鉄では無人駅でも企画乗車券が購入できるよう、企画乗車券の自動販売機が設置されている。
駅前にはロータリーがあり、店舗などが建ち並んでいるが、バス路線の乗り入れはない。
駅の東側には唐櫃台の住宅地が丘陵地に広がっている。西側には川が流れており、その向こうに有馬街道が走っている。
唐櫃台 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 1,582 | 1,158 | 423 | 73.2% |
2006年度 | 1,879 | 1,268 | 611 | 67.5% |
対06年度比 | 84.2% | 91.3% | 69.3% |
唐櫃台駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,582人で、うち定期利用者は1,158人となっている。定期比率は73.2%で、定期利用者が7割以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で15.8%減、定期利用者は8.7%減、定期外利用者は30.7%減となっている。