【JR久宝寺、久宝寺寺内町とはかなり離れている】
近鉄大阪線久宝寺口駅は大阪府八尾市にある。1925年9月30日に開業した。1970年1月21日に高架化された。JR久宝寺駅の北側約1.5㎞程の距離にあり、かなり離れているため、競合駅にはなっていない。久宝寺寺内町や久宝寺緑地もかなり離れたところにあり、久宝寺の中心部からは離れたまさに入口にある。普通のみが停車する。
高架ホーム2面2線で、西側では高架の近鉄大阪線をアンダーパスする近畿自動車道のさらに高い高架がある。ホームの西側では地上を走る中央環状線の道路が見える。
ホーム階から改札階へはエレベータが設置されており、バリアフリーに対応している。
改札は1ヵ所で、ICカード対応の自動改札機がある。有人改札だが、特急券の販売は行っていない。
出口は2ヶ所で、北側と南側に出ることができる。
南側に道路が走っており、バス停もあり近鉄バスが発着している。
駅南側には久宝寺口商店街がある。
北側には駅に隣接する駐輪場がある。
高架下の久宝寺口駅ショッピングセンターはシャッター通りとなっており、閑散としている。
駅の西側では近畿自動車道がオーバークロスし、その下には中央環状線が走っており、こちらはアンダーパスしている。
久宝寺口駅の2015ねんど1日あたりの乗車人員は2,634人で、うち定期利用者は1,514人だった。定期比率は57.5%で、定期比率はそれほど高くない。10年前の2005年度と比べると、全体で13.4%減少しており、定期利用者は21.5%も減少している。その反面定期外利用者は1.6%減にとどまっており、定期利用者の減少を定期外利用者が食い止めている形になっている。