【SCREENホールディングスが通勤のため設置を依願した駅】
近江鉄道多賀線スクリーン駅は滋賀県彦根市にある。SCREENホールディングスが、従業員の通勤の利便性を目的として駅の設置を近江鉄道に要望した請願駅で、設置費用に約1億円が企業から提供された。多賀線唯一の中間駅で、当駅開業前は多賀大社まで中間駅はなかった。電車はデータイム毎時1本、平日朝ラッシュ時8時台に3本、平日夕方ラッシュ時17時台に3本、18時台に2本が運転されている。スクリーン駅は2008年3月15日に開業した。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は2両分ある。
改札は無人化されているが、平日朝の8時から10時までは係員が配置されている。
自動改札機や自動券売機はなく、車内もしくは下車駅にて精算する。
出口は1ヶ所で、駅の目の前にSCREENホールディングス彦根事業所がある。
駅の目の前には駅名そのもののSCREENホールディングスの彦根事業所がある。
スクリーン | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 427 | 248 | 179 | 58.1% |
2008年度 | 272 | 127 | 145 | 46.7% |
対08年度比 | 156.8% | 195.0% | 123.4% |
スクリーン駅の2017年度1日あたりの乗車人員は427人で、うち定期利用者は248人となっている。定期比率は58.1%で、企業誘致の駅にしてはそれほど定期比率は極端に高くない。2008年度と比較すると全体で56.8%増、定期利用者は95.0%増、定期外利用者は23.4%増となっており、大幅に増加している。