【関西各駅探訪第278回~JR学研都市線星田駅~】

【交野市と寝屋川市の境にある星降る町に快速が停車する】

星田

JR学研都市線星田駅は大阪府交野市にある。1898年7月1日に関西鉄道の駅として開業し、1907年10月1日に国有化されて国鉄の駅となった。駅は交野市にあるが、寝屋川市との境にあり、西側は寝屋川市内となっており、寝屋川市民の利用も多い。2002年3月23日のダイヤ改正から快速停車駅となった。

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駅構内は高架式ホーム2面2線で、地上3階部にホームがあり、階段の踊り場を経て1階に改札がある。

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改札は1ヵ所のみで、ICカード対応の自動改札機が設置されている有人改札である。みどりの窓口が設置されており、自動券売機はあるが、みどりの券売機の設置はない。

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北口にロータリーがあり、京阪バスが寝屋川市や寝屋川団地、枚方市方面への路線を運行している。

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南口にも小さなロータリーはあるが、バスの発着はない。

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星田駅は高架駅だが、国鉄時代に高架化されているため、住道などのように高架下に店舗はなく、駅周辺は少し寂しい。

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地上に改札があり、階段を上がり、踊り場があり、その上にホームがある国鉄の高架駅特有の構造となっている。

星田駅の2015年度1日あたりの乗車人員は8,358人で、うち定期利用者は6,162人となっている。定期比率は73.7%と高い。10年前の2005年度と比較すると乗車人員全体で2.3%増加しており、定期利用者は4.1%も増回している。定期利用者が減少していく駅が多い中で、定期利用者を増やしている珍しいケースと言える。なお、定期外利用者は2.4%減少しており、定期外利用者の減少を食い止める策が必要である。

  

鉄道コム

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