【漫才のネタにもされる新大阪まで行かない中津行きの終点】
大阪メトロ御堂筋線中津駅は大阪市北区にある。梅田から一つ千里中央寄りにある駅で、当駅折り返し電車も設定されており、新大阪まで行けない中津行きは漫才のネタにもなった。漫才の効果があったのか、現在は新大阪行きが増えて中津行きはかなり減っている。阪急中津駅は、JR梅田貨物線を挟んで西側に300m程離れており、連絡駅にはなっていない。駅付近は梅田から続くビジネス街と住宅などが混在する地域となっている。
電車は昼間時は毎時15本で4分毎の運転。昼間時は当駅を始発終着とする電車はなくなった。平日朝ラッシュ時下り8時台は26本が運転され、当駅始発が7本ある。平日夕方ラッシュ時上りは18時台に23本が運転されている。このうち当駅止まりは5本が運転されている。中津駅は1964年9月24日に御堂筋線梅田〜新大阪間延伸とともに開業した。
駅構内は地下ホーム1面2線で、新大阪方に引上げ線がある。ホーム有効長は18m級車両10両分ある。
改札は新大阪方に北北改札、北南改札があり、梅田方に南改札がある。有人改札でICカード対応の自動改札機や自動券売機が設置されている。
南改札は梅田方面に近く、駅周辺も飲食店やビジネス街になっている。阪急中津駅へは南改札が近い。南改札側にはエスカレーターが設置されている。
北北改札、北南改札は向かい合わせに配置されている。有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。北改札側にはエレベーターが設置されている。
出口は5ヶ所ある。1・2号出口は北北改札、北南改札と繋がっている。1号出口は通りの東側にある。河合塾などに近い。
2号出口は通りの西側にあり、周辺は雑記ビルなどが建ち並んでいる。
3号出口は2019年2月現在閉鎖中で、4・5号出口が南改札と繋がっている。4号出口は、かつてラマダホテル(旧東洋ホテル)があったが、現在は取り壊されて、高層マンションが建設中である。
5号出口にはエレベーターも設置されている。
中津 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 20,009 | 5,735 | 14,274 | 28.7% |
2002年度 | 24,479 | 10,958 | 13,521 | 44.8% |
対02年度比 | 81.7% | 52.3% | 105.6% |
中津駅の2016年度1日あたりの乗車人員は、20,009人で、うち定期利用者は5,735人となっている。定期比率は28.7%で、定期利用者は3割を切っており、大半が定期外利用者となっている。2002年度と比較すると全体で18.3%減、定期利用者は47.7%減、定期外利用者は5.6%増となっており、定期利用者の落ち込みが大きい。