【関西各駅探訪第1480回】阪急宝塚本線池田駅

池田

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【かつては車庫もあった阪急発祥の地】

阪急宝塚本線池田駅は大阪府池田市にある。特急日生エクスプレス停車駅で、宝塚本線全列車が停車する。かつては池田車庫があり、阪急発祥の地として小林一三記念館などがある。電車はデータイムに急行が毎時6本、普通が毎時6本運転されている。普通は終点まで先着するダイヤが組まれているため毎時12本が利用できる。平日朝ラッシュ時上り7時台には特急日生エクスプレスが4本、通勤特急が4本、急行が4本、準急4本、普通4本が運転されている。普通は全て当駅始発となっている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には特急日生エクスプレスが3本、急行が9本、普通が6本運転されている。

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池田駅は1910年(明治43年)3月10日に箕面有馬電気軌道開通と同時に開業した。1983年(昭和58年)10月に下り線が高架化された。1984年(昭和59年)10月28日に上り線高架化された。1985年(昭和60年)9月10日に東西4ヶ所の仮改札口を廃止し、2階中央の新改札口1ヶ所に集約した。1986年(昭和61年)4月30日に高架化工事が完成。高架駅舎が供用を開始し、西方へ100メートル移転し運賃に反映された。1996年(平成8年)3月24日に阪急電鉄のすべての駅長室がサービスセンターに改称され、当駅にあった管区統括が川西能勢口に移転した。1997年(平成9年)11月16日に定期券うりばを石橋、川西能勢口に移転。2000年(平成12年)6月4日ダイヤ改正で新設された特急の停車駅となった。2003年(平成15年)8月30日ダイヤ改正で、特急日生エクスプレスの停車駅となった。特急は快速急行化された。2013年(平成25年)12月21日に駅ナンバリング(HK-49)が導入された。2020年(令和2年)6月頃にすべての駅改札機が新型に更新された。

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駅構内は高架ホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両10両分ある。

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宝塚方には引上げ線が2本あり、当駅折り返し電車、夜間留置に使用されている。

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引上げ線は上下線の真ん中に1本、下り線の外側に1本ある。

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ホームは3階にあり、コンコースが2階にある阪急の標準的な高架駅の構造になっている。

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ホームからコンコースへはエレベータ、エスカレータが設置されている。

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改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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出口は4ヶ所ある。西口にはエスカレータが、東口にはエスカレータ、エレベータが設置されている。

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北口にはロータリーがありタクシーが乗り入れている。

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バスは駅前のバス停から発着しており、ロータリーへの乗り入れはない。西側には阪急バスの池田営業所があり、そちらに発着するバスもある。

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南口はダイエー池田店などショッピング街になっている。

池田 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 25,677 13,257 12,420 51.6%
2008年度 26,241 10,620 15,621 40.5%
対08年度比 97.9% 124.8% 79.5%  

池田駅の2018年度1日あたりの乗車人員は25,677人で、うち定期利用者は13,257人となっている。定期比率は51.6%で、定期利用者が50%強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で2.1%減、定期利用者は24.8%増、定期外利用者は20.5%減となっている。

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