【京伊特急が走る短絡線を分岐する】
近鉄橿原線新ノ口駅は奈良県橿原市にある。普通のみが停車する駅で、大和八木方に大阪線への短絡線があり、京伊特急雅ここを通って大阪線に直通している。電車はデータイムに毎時3本の運転で、平日朝ラッシュ時上り大和西大寺方面行き7時台に5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り橿原神宮前方面行き18時台には4本が運転されている。
新ノ口駅は1923年(大正12年)3月21日に大阪電気軌道畝傍線平端~橿原神宮前間開通とともに開業した。1941年(昭和16年)3月15日に参宮急行電鉄との会社合併により、関西急行鉄道の駅となった。1944年(昭和19年)6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1967年(昭和42年)12月20日に新ノ口~大和八木間に大阪線伊勢中川方面との連絡線が完成した。2003年(平成15年)4月29日に地下駅舎が完成した。2007年(平成19年)4月1日にPiTaPaなどICカードの利用が可能になった。
駅構内は地上ホーム2面2線でホーム有効長は21m級車両4両分となっている。
下り橿原神宮前方面行きホーム側ににトイレがある。
上下ホーム間は地下道で結ばれており、改札は地下にある。
ホームから改札がある地下へはエレベーターが設置されている。
改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置され、遠隔操作用のインターホンも設置されている。
上りホーム側の自動改札機はICカード専用となっている。自動券売機は下りホーム側にのみある。
出口は2ヶ所で東西に出られる。
西口がメインで、ロータリーが設置されている。路線バスやタクシーの常駐はない。
東口にはロータリーはなく、駅周辺の道路は狭い。
新ノ口 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 2,097 | 1,157 | 940 | 55.2% |
2007年度 | 2,216 | 1,173 | 1,042 | 53.0% |
対07年度比 | 94.7% | 98.6% | 90.2% |
新ノ口駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,097人で、うち定期利用者は1,157人となっている。定期比率は55.2%で、定期利用者は6割弱となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で5.3%減、定期利用者は1.4%減、定期外利用者は9.8%減となっている。