【縁起のいい駅名で記念切符も発売されたこともある】
近鉄大阪線大福駅は、奈良県桜井市にある。各駅に停車する準急、区間準急、普通が停車する。昼間時は区間準急2本、普通2本が運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台は準急3本、普通2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には準急4本が運転されている。大福駅は1929年1月5日に大阪電気軌道桜井線の大軌八木~桜井間開通とともに開業した。1941年3月15日に関西急行鉄道の駅となり、1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1990年12月26日に現在の地下駅舎が完成した。2013年12月21日に無人化された。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分となっている。
上下ホーム間には地下道があり、地下道の中に駅舎がある。
改札は1ヵ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
出口は2ヶ所あり、南北に出られる。
地下道にはエレベータの設置がないため、各ホームからスロープ用の出口が設けられており、簡易的にバリアフリーに対応している。
駅北側には小さなロータリーがある。当駅から南へ500mほど離れたところにJR桜井線の香久山駅がある。
大福 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 816 | 525 | 291 | 64.3% |
2006年度 | 796 | 492 | 304 | 61.8% |
対06年度比 | 102.5% | 106.8% | 95.7% |
大福駅の2016年度1日あたりの乗車人員は816人で、うち定期利用者は525人となっている。定期比率は64.3%で、定期利用者は7割を切っている。10年前の2006年度と比較すると全体で2.5%増、定期利用者は6.8%増、定期外利用者は4.3%減となっている。