【関西各駅探訪第842回】近鉄大阪線大福駅

大福

【縁起のいい駅名で記念切符も発売されたこともある】

近鉄大阪線大福駅は、奈良県桜井市にある。各駅に停車する準急、区間準急、普通が停車する。昼間時は区間準急2本、普通2本が運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台は準急3本、普通2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には準急4本が運転されている。大福駅は1929年1月5日に大阪電気軌道桜井線の大軌八木~桜井間開通とともに開業した。1941年3月15日に関西急行鉄道の駅となり、1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1990年12月26日に現在の地下駅舎が完成した。2013年12月21日に無人化された。

大福

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分となっている。

大福

上下ホーム間には地下道があり、地下道の中に駅舎がある。

大福

改札は1ヵ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

大福

出口は2ヶ所あり、南北に出られる。

大福

地下道にはエレベータの設置がないため、各ホームからスロープ用の出口が設けられており、簡易的にバリアフリーに対応している。

大福

駅北側には小さなロータリーがある。当駅から南へ500mほど離れたところにJR桜井線の香久山駅がある。

大福 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 816 525 291 64.3%
2006年度 796 492 304 61.8%
対06年度比 102.5% 106.8% 95.7%  

大福駅の2016年度1日あたりの乗車人員は816人で、うち定期利用者は525人となっている。定期比率は64.3%で、定期利用者は7割を切っている。10年前の2006年度と比較すると全体で2.5%増、定期利用者は6.8%増、定期外利用者は4.3%減となっている。

  

鉄道コム

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