【関西各駅探訪第1472回】山陽電鉄本線東垂水駅

東垂水

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【明石大橋を望む風光明媚な景色が展開される】

山陽電鉄本線東垂水駅は神戸市垂水区にある。普通のみが停車する駅で、駅は海に近い高台にあるため、明石海峡越しに淡路島を望むことができる。電車はデータイムに普通が毎時4本の運転、平日朝ラッシュ時上り7時台には5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には5本が運転されている。
東垂水駅は1917年(大正6年)4月12日に兵庫電気軌道塩屋〜明石間延伸とともに開業した。1927年(昭和2年)4月1日に宇治川電気により合併され、同社の駅となった。1932年(昭和7年)12月10日に開業時の海岸沿いの併用軌道から山側の専用軌道上への切り替えにより、駅を100m東に移転した。1933年(昭和8年)6月6日に宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となった。1970年(昭和45年)8月20日にホーム延長と橋上駅舎化された。1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災により一時営業中止した。同年1月30日に滝の茶屋〜霞ヶ丘間運転再開に伴い営業を再開した。

東垂水

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駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両4両分ある。

東垂水

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上下ホーム間には陸橋があるが、エレベータの設置はない。改札は橋上駅舎内にある。

東垂水

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改札は1ヵ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。インターホンが設置されており、遠隔で係員と通話できる。

東垂水

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出口は2ヶ所で、北側がメインとなっており、高台の住宅地に繋がっている。

東垂水

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駅周辺の道路は非常に狭く、車1台が乗り入れできるかどうかといったところだ。

東垂水

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南口は高台から階段を下りて、国道2号線の南側に下りられる。

東垂水 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 737 447 290 60.6%
2008年度 489 243 246 49.7%
対08年度比 150.7% 183.6% 118.1%  

東垂水駅の2018年度1日あたりの乗車人員は737人で、うち定期利用者は447人となっている。定期比率は60.6%で、定期利用者が6割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で50.7%増、定期利用者は83.6%増、定期外利用者は18.1%増となっている。

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