【関西各駅探訪第1412回】山陽電鉄本線舞子公園駅

舞子公園

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【直通特急は停車するがS特急は通過する】

山陽電鉄本線舞子公園駅は神戸市垂水区にある。明石海峡大橋が開業してから直通特急停車駅となった。ラッシュ時などに運転されるS特急は停車しない。電車はデータイムに直通特急が毎時4本、普通が毎時4本運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台には直通特急5本、普通5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には直通特急6本、普通5本が運転されている。

舞子公園

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舞子公園駅は1917年4月12日に兵庫電気軌道の舞子駅として塩屋~明石間延伸時に開業した。1927年4月1日に宇治川電気の駅となった。1933年6月6日に宇治川電気の鉄道部門が分離され山陽電気鉄道の駅となった。1935年8月1日に舞子公園に改称された。1948年には駅が移転した。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災により営業が休止となった。同年1月27日に霞ヶ丘~山陽明石間の運転再開に伴い営業を再開した。2000年3月18日から9月17日までの間ジャパンフローラ2000開催により、直通特急、特急が臨時停車した。2001年3月10日ダイヤ改正で、土休日ダイヤに限り直通特急、特急が停車するようになった。S特急は改正後も通過を継続した。同年9月29日に橋上駅舎化が完成した。2006年10月28日ダイヤ改正で平日ダイヤでも直通特急、特急が停車するようになった。

舞子公園

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駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分ある。

舞子公園

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乗降部以外の部分には柵が設けられて、簡易的に転落防止の機能を果たしている。

舞子公園

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ホームから改札がある橋上へはエレベータが設置されている。

舞子公園

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改札は1ヶ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

舞子公園

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出口は2ヶ所で南北に出られる。北側は山が迫っている複雑な地形の中にあるため、南側が低く、北側は高台になっている。

舞子公園

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南口からはペデストリアンデッキが出ており、JR神戸線舞子駅に繋がっている。

舞子公園

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JR舞子駅との間には明石海峡大橋上にある高速舞子バス停があり、JR、山陽から淡路島方面への連絡を行っている。

舞子公園 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 2,567 1,732 836 67.4%
2008年度 2,008 1,273 735 63.4%
対08年度比 127.8% 136.0% 113.7%  

舞子公園駅の2018年度1日あたりの乗車人員は2,567人で、うち定期利用者は1,732人となっている。定期比率は67.4%で、定期利用者は7割弱となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で27.8%増、定期利用者は36.0%増、定期外利用者は13.7%増となっている。

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